目次
コンピュータと数値計算
計算アルゴリズムの表現
コンピュータにおける数値の表現と処理
行列とベクトルの計算
連立一次方程式の解法
多項式と有理式
関数の近似
非線形方程式の解法
行列の固有値問題
最小二乗法と特異値分解
数値積分法
常微分方程式の解法
偏微分方程式と差分法
疎行列の計算法
スーパーコンピュータによる数値計算
著者等紹介
櫻井鉄也［サクライテツヤ］
１９６１年岐阜県生まれ。１９８６年名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期課程修了。現在、筑波大学大学院システム情報工学研究科教授・放送大学客員教授・博士（工学）。専攻は数値解析学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
12
この分野の知識が必要となったため再読。最近は数値計算ライブラリで結構簡単に計算ができるが、突っ込んだ勉強をしようとするとやはりこのあたりの知識が必要。2022/04/26
オザマチ
11
疎行列の話は意外と書いている本が少ないので、参考になった。演習問題と丁寧が手ごろな難易度なのもよい。2021/05/02
hisaos
2
2021年第一学期単位認定試験終わり。コンピュータに数や数学的な問題を扱わせる方法について書いた本という構成。IEEE754や情報落ち、桁落ち、丸め誤差など数の表現の話からはじまり、逐次近似法や並列計算の効率評価などの話題まで及ぶ。2021/07/19
ほたる
1
放送大学の同名科目用のテキスト。本書だけでも読めるが、ラジオ放送も同時に聞いた方が分かりやすい。文系からプログラマになった自分としては、仕事に必要な数学を体系的に身につけることができてとても役立った。プログラミング関連の知識は基礎的なことから捕捉説明してくれる。数学的知識も一応説明はあるが、基本的には数ⅢCを終えてから取り組む方が良い(私は同時進行で勉強したのでかなりキツかった…)。2016/01/29
