扶桑社新書<br> ミャンマー危機―選択を迫られる日本

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扶桑社新書
ミャンマー危機―選択を迫られる日本

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594088941
  • NDC分類 312.238
  • Cコード C0295

出版社内容情報

☆この一冊で、過去と今のミャンマーのすべてが理解できる!
(逢沢一郎氏 日本ミャンマー友好議員連盟会長)

☆現地に根付いた永杉氏ならではの分析だ。
(樋口建史氏 前駐ミャンマー日本国特命全権大使)
☆ミャンマーで情報誌を発行するメディアの視点です。
(根本敬氏 ビルマ研究者 上智大学総合グローバル学部教授)

ミャンマー市民への暴虐は、対岸の火事ではない。
脅威は間近に迫っている!(あとがきより)

いま、ミャンマーが燃えている。国軍によるクーデター、市民の虐殺。
いったい、あの国で何が起きているのか。
日本はミャンマー(ビルマ)樹立から深いかかわりをもち、近年積極的に企業進出してきた。
にもかかわらず、われわれはあまりにもミャンマーについて知らない。
日本政府の果たすべき役割とは? 日本企業はどちらに進むべきなのか?
ミャンマーの歩んできた歴史と現在、未来を第一人者が解き明かす。
何も知らない状態からすべてが理解できる。究極のミャンマー解説書だ!

内容  はじめに
1章)6年前から計画されていたクーデター
2章)無抵抗デモを続ける市民を無差別発砲で虐殺
3章)Z世代を中心に団結する無抵抗デモ
4章)市民を虐殺しても守りたい国軍の巨大利権とは?
5章)国軍と「太いパイプ」を持つ日本がキーになれるのか
6章)軍事政権と市民の間で板挟みになる日本企業
7章)ミャンマーへ触手を伸ばす中国
8章)アウン・サン・スー・チー氏とアウン・サン将軍
9章)祖国のデモを支援する在日ミャンマー人たち
10章)クーデターの先は再び軍独裁政権か真の民主化か

内容説明

ついに内戦勃発!クーデターの真実。

目次

第1章 6年前から計画されていたクーデター
第2章 無抵抗デモを続ける市民を無差別発砲で虐殺
第3章 Z世代を中心に団結する無抵抗デモ
第4章 市民を虐殺しても守りたい国軍の巨大利権とは?
第5章 国軍と「太いパイプ」を持つ日本がキーになれるのか
第6章 軍事政権と市民の間で板挟みになる日本企業
第7章 ミャンマーへ触手を伸ばす中国
第8章 アウン・サン・スー・チー氏と父アウン・サン将軍
第9章 祖国のデモを支援する在日ミャンマー人たち
第10章 クーデターの先は再び軍事独裁政権か真の民主化か

著者等紹介

永杉豊[ナガスギユタカ]
1960年神奈川県生まれ。ミャンマー及び日本でニュースメディアを経営するジャーナリスト。MYANMAR JAPON CO.,LTD.CEO、MJIホールディングス代表取締役。学生時代に起業、その後米国永住権取得。ロサンゼルス、上海、ヤンゴンに移住し現地法人を設立。2013年よりミャンマーに在住。月刊日本語情報誌「MYANMAR JAPON(MJビジネス)」、英語・ミャンマー語情報誌「MJ+plus」を発行、ミャンマーニュース専門サイト「MYANMAR JAPONオンライン」を運営、3メディアの統括編集長も務める。日本ブランドの展示・販売プロジェクト「The JAPAN BRAND」、TVショッピング「TV SHOP」を企画運営。UMFCCI(ミャンマー商工会議所連名)、JCCM(ミャンマー日本商工会議所)、ヤンゴンロータリークラブに所属。(一社)日本ミャンマー友好協会副会長、(公社)日本ニュービジネス協議会連合会特別委員。東京ニュービジネス協議会国際アントレプレナー賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおかみ

8
現地で日本語情報誌を発行する著者による、ミャンマー情勢の解説。視点は政局にとどまらず、歴史、民族、宗教、経済、国際関係と多角的で、クーデターからわずか5ヵ月(発刊は本年7月1日)でよくぞここまでまとめ上げたと感服する。一冊で理解が深まるという惹句は誇張ではない。/とりわけ強調されるのが、過去から現在にわたって日本との結び付きの強さである。知らなかったことがあまりにも多い。刻一刻と変わる情勢に注視しなければ。2021/09/03

グレートウォール

8
ミャンマー、昔はビルマと呼ばれたこの国が現在岐路に立たされている。アウンサンスーチーさんや国名は耳にしていてもなぜいま国軍によって市民の命が奪われているのか、国の歴史から直近の状況までが書かれている。 これだけ平和な日本にいると忘れてしまう、これだけ苦しんでいる国があるということを。 国民の力だけではこの国難に立ち向かうことは難しく、しかし先進国もおいそれと手出しができない状況に対し、私たちができることは、まずミャンマーの現状を知るかとからだ。2021/07/10

はちめ

7
ミャンマージャポンの主催者だけに今回のクーデターに関する情報がしっかり整理されている。ミャンマー軍に関する情報もあるが、残念ながらそれらの情報は今後のミャンマーの将来について楽観的になれるようなものは少ない。ミャンマーの場合は通常の軍産複合体ではなく、軍産同一体で、しかもそのような体制が数世代にわたって続いている。 対外関係では国際世論を多少気にしている中国と全く気にしていないロシアのせめぎあいがミャンマーにとって良い方に働けば良いと期待するが、そうならない可能性も十分ある。☆☆☆☆★2021/07/19

Marcel Proust

6
2021年に国軍がクーデターを起こし、民主化された政府を転覆させたミャンマー。ミャンマー情勢を報道では見ていたが、国軍が自らの権力と利権を維持する為に、抵抗する市民を暴力で弾圧し、不都合な選挙の結果は認めず、多民族国家故に自らの権利を主張する少数民族と国軍の内戦状態になっている事など発見の多い一冊だった。著者は国軍が旧日本軍の徹底した上下関係や強烈な忠誠心など負のDNAを引き継いでいると指摘し、日本でも大量殺人者に媚びへつらい、「パイプ役」を自称するミャンマー版鈴木宗男のような人物がいると指摘している。2024/01/25

田中峰和

6
英国からの独立を手伝い、その後ビルマを占領した日本軍。その影響から旧日本軍の遺伝子を受け継ぐミャンマー国軍は、70年以上前の軍国主義精神を持ち続ける。異常なまでに上下関係や規律に厳しく、その影響が市民への残虐な発砲に現れる。旧日本軍より酷いのは貧しい子供をさらってきて洗脳し、薬を飲まされ操られる少年兵までいるらしい。洗脳された兵士は上官の言い成りで、市民への発砲を強いられる。62年のクーデターを起こした国軍は経済政策失敗でアジア最貧国になり、スー・チーらよって民主化しても再度クーデター。救えない国だ。2021/10/27

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