出版社内容情報
仕事の数だけ出会いがあった。出会いの数だけ笑って泣いた。
居酒屋、家庭教師、交通量調査、警備、清掃、イベントスタッフetc.
デビュー作『死にたい夜にかぎって』が話題となった著者が、これまで経験した数々の仕事と、そこで出会った“愛すべきクズ”たちについて綴った勤労エッセイ。
宙を舞うチャーハンを笑って眺めていた先輩、オナニーのやり方を知りたがる生徒、二人そろってミスをする双子の後輩、嫌われ者だけど頼れる社長、決別して音信不通の父親――人とかかわり、たどり着いたのは「まあ、いいか」なる境地だった。
内容説明
オヤジに啖呵を切り、地元・香川を飛び出した青年は、上京するなり働いた。居酒屋、交通量調査、ビル清掃、イベント会場設営、墓参り代行―。そこにはまさかの出会いと事件が待っていた。“愛すべきクズ”たちと“不器用なオヤジ”に捧げる泣き笑いの勤労エピソード62本。
目次
東京編
小学校編
中学校編
高校編
大学編
親父編
著者等紹介
爪切男[ツメキリオ]
1979年、香川県生まれ。自身の恋愛体験をもとに綴った私小説『死にたい夜にかぎって』(扶桑社)で作家デビュー。同作は賀来賢人主演で連続テレビドラマ化もされ話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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