扶桑社新書<br> 将棋「初段になれるかな」会議

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扶桑社新書
将棋「初段になれるかな」会議

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  • サイズ 新書判/ページ数 175p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594081263
  • NDC分類 796
  • Cコード C0295

出版社内容情報

初段ってどうやったらなれるの?
級位者の悩みにプロ棋士が明朗回答

駒の動かし方はもちろん、穴熊や美濃囲いなど基本的な囲いもわかる。けど、決して強くはない、具体的には初段に届かない棋力の人に向けて作ったのが本書。指南役は「経堂こども将棋教室」を主宰し、指導力に定評のあるプロ棋士の高野秀行六段。将棋好きだけど決して強くない、ライターの岡部敬史と漫画家のさくらはな。の二人が、悩める級位者の声を代弁して、「わかったふりはしない」を信条になんでも質問。聞けば聞くほどに、級位者ならではの強くなる考え方や戦い方があることがわかった。

盤面は3×3マスを見る、戦型は一つだけ覚えればいい、わかりやすい詰将棋を作るetc.

将棋というゲームに強くなる要素の一つひとつに踏み込み、プロとアマの対話形式で進む本書。悪手だらけの級位者の対局をプロが解説するという、前代未聞の試みも盛り込みつつ、読むだけで、楽しく、上達するヒントが満載。これまで身の丈に合った本に出会えなかった皆さんにとって「これならわかる」を目指した一冊です。




高野 秀行[タカノヒデユキ]
著・文・その他

岡部 敬史[オカベケイシ]
著・文・その他

さくらはな。[サクラハナ]
著・文・その他

内容説明

盤面は3×3マスを見る、馬は自陣で使え、戦型は一つだけ覚えればいい―シンプルに強くなる方法をみんなで考えた。

目次

第1章 常に「と金」を考えよ―級位者が覚えるべき10の格言
第2章 自信のない「詰み」より「詰めろ」―覚えておきたい詰みの形
第3章 「手筋」ってそもそも何?―初段になるためのテクニック集
第4章 意識したい「良い形」と「どこから終盤?」―級位者の実戦譜より
第5章 差がないときは攻め急がない―級位者の「次の一手」
第6章 「強くなった気がする」から始める棋譜並べ
第7章 なぜ「先手よし?」―プロに訊いてみたかったこと

著者等紹介

高野秀行[タカノヒデユキ]
1972年横浜市生まれ。中原誠十六世名人門下。日本将棋連盟六段。「経堂こども将棋教室」を主宰

岡部敬史[オカベタカシ]
1972年京都市生まれ。ライター・著述家・編集者

さくらはな。[サクラハナ]
千葉県出身。漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡部敬史/おかべたかし

121
将棋の本って、駒の動かし方から書いてある初心者用か、棋譜がたくさん書いてある上級者用ばかりで、ルールは知ってるけど強くない人が、気軽に読める本がないなぁと思って作った一冊です。指南役は、息子が通う将棋教室を主宰する高野秀行六段。「わかったふりはしない」を信条にいろいろ質問した結果「初段」を目指すを掲げるにふさわしい本になりました。「将棋ウォーズ」などで初段を目指しているみなさん、ぜひ手に取ってみてください。さくらはな。さんのイラスト&漫画も楽しいですよ^^2018/12/09

むーちゃん

109
何回か読み直して、基本的なことを勉強したい。 「観る将になれるかな」も読んでます。2020/07/23

Twakiz

30
将棋級位者からなかなか抜けられずいろいろ読んでます.駒の動かし方から勉強したい入門者向けと,かなりの実力があって有段者向けの本しかないので級位者向けの本を・・という視点がありがたい.この本に出てくる5手詰めとか寄せ,なかなか見えないので自分の実力はそんなもんだと分かった.級位者同士の対局をプロの目で解説してくれている部分はありがたい.それ以外の手筋は見たことあるけど,実際の対局ではやっぱり使いこなせない.修行あるのみ.2019/02/06

hnzwd

17
級位者が将棋初段になるには、何がポイントなのかを対話形式でまとめた本。プロの真似するのは無駄、って話だったり、単手数の詰め将棋で形を覚えるあたりとか、覚えるべき10なの格言なんかは本当に勉強になるのかも。2022/07/29

チャー

16
初段を目指す級位者向けに書かれた本。プロ棋士とライターと漫画家の著者が具体的な棋譜を囲みながら対談形式でわかりやすく検討や解説をしている。駒の動かし方を覚え、何局か実践を経て壁に当たったときにヒントとなる将棋の基本的な考え方が紹介されており参考になる。プロの対局にあるような差し回しは憧れる面もあるが、級位者には知らないことが多すぎ、内容を全く理解できていないことを改めて感じた。棋譜ならべでは、まず対局の流れを感じてみることが重要との指摘はなるほどと感じた。2022/08/20

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