• ポイントキャンペーン

国民の道徳

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 673p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784594029371
  • NDC分類 150
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、あらためて日本人の生き方を問い直すことによって日本人の道徳観を考える。

目次

1章 歴史―道徳の歴史と日本の国柄
2章 戦後―敗戦日本人の道徳に何がおこったのか
3章 政治―道徳を傷つけた「アメリカ的なるもの」
4章 文化―道徳の本質を考える
5章 経済―道徳なきグローバリズム
6章 社会―我々は道徳を取り戻せるのか

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

72
やたら分厚くなっていたが意外と読みやすかった。著者の歴史観が余すことなく書かれていたと思う。2013/12/31

ふみあき

37
例によって論理の飛躍が目立つし、言葉遊びが過ぎる感じもして、決して読みやすくはないが、その文体にはどこか惹かれるものがあり、大部だが最後まで読み終えることができた。著者の道徳観の核心は、アリストテレス的な中庸の美徳にあるんだろうけど、人権教育が若年層の凶悪犯罪を惹起するとか、凡百の保守派が言いそうで、いかにも通俗的だ。ただPC(ポリコレ)を大衆迎合と定義するのは独特だし(普通は逆にエリート主義と見做されている)、その苛烈な大衆批判は保守と言うより(著者のルーツである)左翼的熱情を感じさせる。2024/03/19

いろは

29
まずは、総ページ数673ページを読破した私を大いに褒めてほしい。しかし、673ページも読んでおきながら、なんら自分の血肉にもならなかったのが残念でならない。それは、読書による修行がまだまだ足りないということかもしれない。歴史、戦後、文化、経済、社会というそれぞれの章に別れ、著者である西部の思想、もっと言うなら、彼のものの見方、考え方が述べられている。唯一思ったのは、『あえて乱暴にいうが、奉仕とは奴隷として仕事をすることである。』というところで、日々スーパーで働く私には「奉仕」について斬新な考えだと思った。2018/09/20

RASCAL

14
いやー、長かった。そして読みづらかった。わざと分かりにくいように書いてるんじゃないかと思われるような悪文でした。でも、内容的には感銘する部分が多かった。人間は教育(知育、体育、徳育)されて人間になるのであって、人間は生まれながらに自由で平等という基本的人権思想と民主主義がくっつくとろくな社会にならないというのは同感。今がそうだよね。600ページを超える大書でしたが、付箋だらけになりました。2013/03/25

まめなやつ【多摩市多摩センター整体マッサージ】

8
これと西尾幹二の”国民の歴史”を2回ずつ読んでようやく気持ちが落ち着いてきた。というわけで歴史で嘘を吐かれると日本人全体の道徳観が崩れることになるので許すわけにはいかないんですね。そういうことなんですよ朝日新聞さん♪2014/10/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/409164
  • ご注意事項