内容説明
東電OL事件(拒食症)、可愛かずみさん事件(過呼吸発作)宮崎勤事件(多重人格説)など若者たちに蔓延する“心の病”。あなたの心にひそむ『悪魔』。アダルト・チルドレン、多重人格、ストーカー、アパシー、パニック障害など若者を蝕む病根と癒しを第一線の精神科医が綴った現代人必読の書。
目次
序章 「コギャル」と「団塊の世代」の父親たち
第1章 「拒食症」と「過食症」に揺れる現代日本の女性たち
第2章 アダルト・チルドレン(AC)の持つ現代性
第3章 「ストーカー」にひそむ人格障害者の“影”
第4章 ボーダーライン(境界性人格障害)という重い病
第5章 宮崎勤事件と「多重人格」の“深い霧”
第6章 「いじめ」が心に残した深刻な傷跡
第7章 若者に蔓延する「過呼吸発作」と「パニック障害」
第8章 心的外傷後ストレス障害(PTSD)という恐怖
第9章 若者を蝕むアパシー(無気力症候群)という病
第10章 東電OL事件と「性同一性障害」の男と女
第11章 幽体離脱など超常現象を生む脳のメカニズム
第12章 ポジティブ・シンキングの危うさと“つんのめり症候群”
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ichiro-k
4
私も病気かなぁ・・・・と思ってしまいます。ちょっと憂鬱になってしまう書籍。2010/02/03
eridesu
0
×2012/10/25
さおり
0
すごい決めつけることしかしない精神科医の本。題材が古いのと論調に無理があるのであまり面白くなかった2011/09/17
灰色
0
精神科医の先生がかかれた本です。はっきり言って心理学に興味はありません。だけど面白かったです。爆笑とか言う意味ではなく。興味深かったですね。人の心って際どいところで成り立ってるねって感じです。安定と崩壊が紙一重っていう。 拒食症や過食症の実体に少し触れられたことはよかったかな、と。名前だけだとやっぱり誤解が生じますから。 私には精神病の広まりの強さが社会の崩壊の象徴の一つじゃないかと感じましたが。
kuri
0
◎ストーカーってこわい2007/05/09