出版社内容情報
ラジャーは、アマンダの想像から生まれた、「見えない友だち」。
ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。
ある日とつぜん、アマンダがいなくなってしまうまでは……。
大切な友だちをとりもどす、ラジャーの冒険がはじまった…!
内容説明
ある日、なかよしのアマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちになってしまう。自分を想像して、生み出してくれたアマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。アマンダをとりもどすことはできるのか?見えない友だちとの友情を描いた、イギリスの感動ファンタジー!映画「屋根裏のラジャー」の原作小説。小学校中学年から。
著者等紹介
ハロルド,A.F.[ハロルド,A.F.] [Harrold,A.F.]
イギリスの作家・詩人。本書は初の邦訳作品となり、原作の“The Imaginary”はイギリス文学協会賞受賞のほか、ケイト・グリーナウェイ賞やカーネギー賞などにノミネートされた
グラヴェット,エミリー[グラヴェット,エミリー] [Gravett,Emily]
イギリスを代表する絵本作家。「オオカミ」(小峰書店)や“Little Mouse’s Big Book of Fears”でケイト・グリーナウェイ賞受賞。独創性のある作風で知られる
こだまともこ[コダマトモコ]
出版社に勤務の後、児童文学の翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
12
イマジナリーフレンド。ピンときませんが、忘れられるのも、消えていくのも、恐怖。それだけじゃなく、襲われたり(ビジュアルも怖い)、ずっと一緒だった子と離れ離れになったり、逆に見えない友達に付きまとわれたりと、恐怖の連続でした。その中に確かにある愛情。ラジャーがもう一度アマンダに会えるのか、ドキドキ。アマンダは良い子ってわけじゃないんだけど、それで良い。最高。挿絵も、暗さと明るさが良い塩梅で、ページにも工夫があって、面白かったです。2023/12/11
さとみん
7
映画が疑問符だらけだったので答え合わせに原作を読んでみた。名前と大まかなストーリーは原作通りだったのか!ただ背景は大幅に変えられている。後付けの評価だが私には原作の方が腑に落ちる(ラストは特に)。絵本ではないが文章と絵の相乗効果がとてもよかった。2024/01/01
🌱
1
思っていたより怖かったけど面白かった! アマンダのお母さんが大人としてすてき。2024/01/02
Masa
0
映画「屋根裏のラジャー」の原作。映画でどう表現されているのかは見てみたい。2024/01/13
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