出版社内容情報
「レントゲン写真」にその名をのこし、X線の発見者として初のノーベル物理学賞に輝いた科学者、レントゲンの生涯を描きます。「レントゲン写真」にその名をのこす科学者、ウィルヘルム・レントゲンの生涯を、まんがで分かりやすく紹介します。X線を発見し、栄えある第一回ノーベル物理学賞に輝いたレントゲン。医学はもちろん、化学、天文学など、現代にも多大なる影響をあたえつづける彼の功績と、人としての知られざる悩みや信念を、ドラマチックに描き出します。
フカキ ショウコ[フカキショウコ]
イラスト
岡田 晴恵[オカダハルエ]
監修
田原 周太[タハラ シュウタ]
監修
内容説明
19世紀のドイツに生まれ、ゆたかな自然と家族の愛にかこまれて育ったレントゲン。やがて学問の道に進んだレントゲンに、数かずの不運や苦境が訪れます。それでも自分を信じ、努力を続けたレントゲンは、ついに世界をかえる大発見をするのです。
目次
第1章 満ち足りた少年時代
第2章 苦境と希望
第3章 進むべき道
第4章 世紀の大発見
第5章 ノーベル賞の先へ
ためになる学習資料室
著者等紹介
フカキショウコ[フカキショウコ]
漫画家
岡田晴恵[オカダハルエ]
医学博士。厚生労働省国立感染症研究所ウイルス第三部研究員などをへて、白鴎大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
35
やさしそうなハンサムさんに描かれた表紙から、晩年の家族写真に見入る最後のコマまで、作品がこの誠実な科学の公益性を信じた人物への敬愛に満ちていて、読後感がとても良かったです。娘さんは「レントゲン」が彼の名と知って感動してました。英語だとX-rayだけどね…。ノーベル賞の話がだいぶ娘の耳に入っているので、そろそろノーベルさんも借りてみようかな。 2021/03/22
Eri
4
娘小3図書館。 この本の前に『広岡浅子』を手にしてきたのに、サラッと『レントゲン』に変更していました。興味の対象が違うのかしら。 出てくるエピソードで好きなのは、似顔絵を描いた同級生をかばったところと、なんといってもベルタさんに薔薇の花を敷き詰めた馬車(しかも4頭立て!)で「僕からの誕生日プレゼントです」って遠乗りに連れていったところです!!2021/11/23
kaharada
2
X線ってそういう原理なのね。へぇ。厳しそうな先生だな。X線を発表後に誹謗中傷がたくさん来たってのは、どの時代でもあるのね。なくならないんだなあ。 湯川秀樹って42歳でノーベル賞とってんのか、すごすご。2023/03/21
ちーず
2
漫画なので、簡単に読めて、素直に楽しめました。わかりやすく、こんなに素早く読めるなら、他の伝記シリーズも読みたいなと興味がそそられました。2021/06/01
二条ママ
2
長女小4。図書館本。独り読み。2021/04/03