ポプラ新書
○に近い△を生きる―「正論」や「正解」にだまされるな

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  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591136300
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

生き方をちょっと変えれば、人生はうんと変わる。
○か×かで生きるのはもうやめよう!

今の日本に必要なのは「別解力」。
たった一つの「正解」に縛られるのではなく幾つもある「別解」の中から○に近い△を見つけていきましょう。
会社の中でも、家庭の中でも、地球の中でも、みんながより幸福にあたたかく回転していくために。
ベストセラー医師が意を決して新たな生き方を提案!

はじめに

第1章 「正論」や「正解」にだまされるな――鎌田がカマタを問いただす

あなたにとって大切なものは何ですか/自分の自由を守るためにはどうしたらいいのですか/どうしたら絶望を乗り越えられますか/どうしたら「別解」にたどりつけますか/「別解力」のある生き方をわかりやすく説明してください/仕事とは何ですか/恋愛とは何ですか/結婚とは何ですか

第2章 石井光太がカマタを丸裸にする――絶望と希望の間にある幸福論

第3章 ○と×で生きるのは時代遅れだ

自由になるために勉強しよう/ハリボテのアベノミクスだけでは問題は解決しない/政治にも○に近い△という思想を/成長戦略をもっと推し進めよう/フロンティアに出ていこう/大事なのは、風が吹くまで待つこと/腕利きビジネスマンとの「別解力」についての対話

第4章 「別解力」を磨けば「幸せ」なんて簡単

人は必ず変われる/「だらしのないベジタリアン」という△の生き方/愛のカタチは△だ/「長生き」なんか目標にしなかった。大切にしたのは「健康で幸せ」/患者さんが教えてくれた大切なこと

第5章 ○に近い△を見つけるなんて簡単だ

自分流のコミュニケーション法を磨け/「ひきこもり」の若者の△/×に近い△でいいんだ。不良少年という生き方/チェ・ゲバラという「別解」/八ヶ岳に立つ野ウサギ・盟友の死

終章 鎌田がカマタに再び聞きました 「別解力」を磨くためにカマタさんがやってきたことはなんですか

1.空気に負けないで生きる/2.変な人と言われたら、ほめ言葉だと、勝手に解釈している/3.自分流の生き方に、こだわってきた/4.失敗は○。「別解力」を育てるチャンスだ/5.打たれ強い出る杭になりたい

おわりに

内容説明

これからの時代に必要な△の生き方とは?今の日本に必要なのは「別解力」。たった一つの「正解」に縛られるのではなく幾つもある「別解」の中から○に近い△を見つけていきましょう。会社の中でも、家庭の中でも、地球の中でも、みんながより幸福にあたたかく回転していくために…。ベストセラー医師が意を決して新たな生き方を提案!

目次

第1章 「正論」や「正解」にだまされるな―鎌田がカマタを問いただす
第2章 石井光太がカマタを丸裸にする―絶望と希望の間にある幸福論
第3章 ○と×で生きるのは時代遅れだ
第4章 「別解力」を磨けば「幸せ」なんて簡単
第5章 ○に近い△を見つけるなんて簡単だ
終章 鎌田がカマタに再び聞きました「別解力」を磨くためにカマタさんがやってきたことはなんですか

著者等紹介

鎌田實[カマタミノル]
1948年東京都生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。1974年に長野県の諏訪中央病院に赴任。1988年に同病院院長に就任。2005年より同病院名誉院長。一貫して住民と共につくる医療を実践。チェルノブイリ、イラクの救援活動を長年続けている。2006年、読売国際協力賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAKAPO

56
時間があると東日本大震災をの被災地に通う生活を続ける中、ポプラ社の坂井社長に説得されて書き下ろされた本書には、人気ノンフィクション作家である石井光太さんとの対談が収録されているのだが、その中には活字にも関わらず、目を覆いたくなるような世界の惨状も描かれている。しかし、そこで生きる人たちの中には決して諦めることなく、想像を絶するような方法で脱出を図る少女もいる。報道を観ているだけでは決して知ることのできない絶望的な現実をあえて書くことによって、私たちに〇でも×でも得られない△という別解があることを説く。2016/01/11

団塊シニア

55
本書を読むと人生には正解などない、いわゆる世間でいう正論、……すべきの「べき」に振り回されることはない、その「べき」は単に大多数にとって都合のよいことかもしれない、正論、正解と言われてることに惑わされないことが大切なのかもしれません。2014/09/13

けんとまん1007

42
人はどうしても「正論」「正解」を求めたがる・・と言うのか、すがりたくなるのだと思う。その気持ちは、わかるつもり。それで、安心感を求めるのだと思う。しかし、それでいいのだろうか?という鎌田先生の問いかけだ。それに、正論・正解には、その他を排除する論理も働く危険性もある。それは、ある意味において、変化を嫌うということにもつながる。そこで出てくるのが△でいいということ。なるほどなあ~と思った。それは、変化に耐えうるということかもしれない。2015/12/23

黒頭巾ちゃん

39
△とは「別解」。白黒ではなくてグレー、あるいはその中庸、新しい解、「今までのこうあるべき」に警鐘を鳴らしています。筆者の幸せの持論は「愛する人がいること」「仕事があること」です。アベノミクスはこれらを満たす政策ではなくて、「株価を上げること」を善としているので大いに批判しています。99%を家族や自分の為にして残り1%をForYouすることが幸せなのではないでしょうか?別解をもつためには、「感動すること」。言葉では、「がんばるのではなく、あきらめない」「現実を直視してなくても何とかやれることはなくてもいい」2013/11/12

ぱんにゃー

34
「1%は誰かのために」自分が自分であり続けたいと思ったら、他社の自由を大事にすること。  1%なら出来ます[はい!わかりました](コ)2013/11/04

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