出版社内容情報
質的調査に焦点をあわせた定評書に、新たにSNSを駆使した調査の方法、分析、考察の手法をくわえてヴァージョンアップ。第一線で活躍する調査の達人たちがその「コツ」を披露する。社会調査士資格取得カリキュラムF・Gに対応。
目次
第1部 質的調査への入り方(質的調査へのいざない―すぐ近くにある調査の扉を開けてみよう;質的調査の歴史と考え方―「調べること」のおもしろさを深めよう;質的調査の特徴・魅力・難しさ―調査をはじめる前に)
第2部 質的調査の進め方(観察法―まず「日常」を記録しよう;参与観察法―「バイク便ライダー」の世界をどのように知るか?;インタビュー法―「エンコー」から何がみえるか?;ライフストーリー法;雑誌分析法;文化資料分析法;映像分析法;ソーシャルメディア分析法)
第3部 質的調査のまとめ方(質的調査と調査倫理―社会的行為としての社会調査;質的調査の表現とふりかえり―調査の「終わり方」の重要性)
著者等紹介
工藤保則[クドウヤスノリ]
1967年生。甲南大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学/博士(社会学)。龍谷大学社会学部教授
寺岡伸悟[テラオカシンゴ]
1964年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了/博士(文学)。奈良女子大学文学部教授
宮垣元[ミヤガキゲン]
1970年生。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士後期課程単位取得退学/博士(政策・メディア)。慶應義塾大学総合政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。