内容説明
法律と福祉、教育を架橋し、歴史と現状を検討。公職選挙法の改正、福祉サービスの改善など具体的政策を提起。障害のある人とない人の参加と連帯の書。
目次
1 障害をもつ人々の参政権:現状と課題(障害別)(視覚障害をもつ人と参政権;聴覚障害をもつ人と参政権;肢体障害もつ人と参政権;知的障害のある人と参政権;認知症の人と参政権;施設投票の現状と課題―高齢者を例に)
2 障害をもつ人々の参政権:現状と課題(障害種別をこえて)(情報通信技術発展の成果をどう活かすか;「障害をもつ人の参政権保障連絡会」の運動と今後の課題;障害をもつ人の社会参加と運動)
3 障害をもつ人々の参政権保障をめぐって(障害をもつ人の社会参加の拡大と参政権保障の発展;裁判を通じた参政権保障の闘い;障害のある人の参政権保障と権利条約)
まとめにかえて 外国に学ぶ“障害をもつ人の参政権”
年表 障害をもつ人の参政権保障に関わる主なあゆみ
著者等紹介
井上英夫[イノウエヒデオ]
金沢大学人間社会環境研究科教授
川崎和代[カワサキカズヨ]
大阪夕陽丘学園短期大学教授
藤本文朗[フジモトブンロウ]
滋賀大学名誉教授
山本忠[ヤマモトタダシ]
立命館大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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