化粧と人間―規格化された身体からの脱出

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588682100
  • NDC分類 383.5
  • Cコード C0037

出版社内容情報

日本における化粧の意味と役割の歴史をさぐり、若さと美と健康を結びつける近代の価値基準に疑問を呈しつつ、化粧教育の重要性を説く。

目次

第1章 化粧は日本の社会でどんな意味を担ってきたか(日本社会での化粧の意味;日本の伝統における子供の化粧)
第2章 化粧に見られる美的価値基準の現在(児童・生徒の化粧と美意識;現在の化粧の美的価値基準とその来歴)
第3章 美的価値基準はどうあるべきか(近現代型の美的価値基準「ファストビューティー」;「加齢が問題であること」の問題性;次世代の美的価値基準「スロービューティー」;「スロービューティー」は男性にとっても緊急課題;いまこそ児童・生徒に対する化粧教育の好機)
第4章 問題解決策としての化粧教育(化粧教育の内容;化粧教育の効果;社会全体に向けた化粧教育)

著者等紹介

石田かおり[イシダカオリ]
博士(被服環境学)・駒沢女子大学人文学部准教授・資生堂客員研究員。現在の専門は哲学的化粧論・身体文化論。1964年生まれ。横浜市立大学文理学部文科卒業、お茶の水女子大学大学院修士課程修了、同大学院博士課程単位取得。この間一貫して西洋哲学(現象学/フッサール)を研究。1992年株式会社資生堂入社、化粧文化研究を開始。学習院女子大学・日本女子大学・早稲田大学にて非常勤講師を経て、2000年度より駒沢女子大学専任教員と資生堂客員研究員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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らむだ

0
やや難解で内容がつかめなかった部分もあるので要再読。2012/09/09

メルセ・ひすい

0
Dr.論文 都会に美人が多いのは事実だがそれは都会の女性が都会の女性が美人に生まれついたのではない。都会の女性は顔に応じた化粧をしていて姿形に似合った衣装をつけているから美人なのだ。 ・・?? 分けわからんのかどうかわからん??2009/04/05

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