目次
第1部 和歌の詩学(和歌と漢詩のひびきあい(うたの詩学―藤原浜成『歌式』のこころみ;「野中ふるみち」―平安初頭史籍所載和歌一面 ほか)
和歌勅撰の思想(和漢比較のなかの古今集両序―和歌勅撰の思想;“うたのちから”天地・鬼神を動かすもの―「礼楽」と「歌」 ほか))
第2部 物語・願文(漢文伝と史書と物語と―『恒貞親王伝』断章;前期物語と漢詩文―“漢文述作”と“物語を綴ること”の間 ほか)
補篇 和漢比較研究の視角―書評・紹介、翻訳(松浦友久著『『万葉集』という名の双関語』―認識の方法としての日中比較詩学;柳瀬喜代志著『日中古典文學論考』 ほか)
著者等紹介
渡辺秀夫[ワタナベヒデオ]
1948年、神奈川県横浜市生。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程修了。文学博士(早稲田大学1989)。早稲田実業学校国語科教諭(’72)。東横学園女子短期大学専任講師(’77)。信州大学人文学部助教授(’82)、教授(’92)、人文学部長・人文科学研究科長(2005~’13)。北京日本学研究センター派遣教授(’93/’98)。ワルシャワ大学東洋学部客員教授(’99)。ヤギェウォ大学文献学部東洋学研究所客員教授(2013)。信州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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