戦争を知らない国民のための日中歴史認識―『日中歴史共同研究“近現代史”』を読む

個数:

戦争を知らない国民のための日中歴史認識―『日中歴史共同研究“近現代史”』を読む

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585220077
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

内容説明

2010年1月、『日中歴史共同研究』の報告書が、戦後史の部分をのぞき公表された。これは、日中の首脳が決定し、国家レベルで推進したプロジェクトであり、両国間で初となる、公式の歴史対話であった。それは、様々な問題点を残しつつも、両国の現在の歴史認識の一致と差異を明確に浮き彫りにする、画期的な成果であるはずであった。しかしその後、日中間で発生した問題群が議論されるときに、この最新の達成であるはずの共同研究が参照され、その成果に言及されることはなかった。中国を知り、自国を知るために欠かすことのできない一級資料である『日中歴史共同研究』報告書にはなにが書かれているのか。それはなぜ無視されようとしているのか。将来の日中関係のため、報告書“近現代史”の意義と問題点を検証する。

目次

第1部 成果と課題(総論―『日中歴史共同研究“近現代史”』をどう読むか)
第2部 報告書の読み方(報告書の読み方;“座談会”日本と中国、官と民の継続的な対話の起点として―「日中歴史共同研究」の成果と展望)
第3部 様々な視点(「日中歴史共同研究」の三つの位相―難題はどこにあったのか;「日中歴史共同研究」を振り返って―その意義と課題 ほか)
第4部 付録・参考資料(「日中歴史共同研究」を振り返る(『外交フォーラム』二〇一〇年四月)
歴史研究の不一致は中日関係の溝ではない(『参考消息』二〇一〇年一月一四日)―社会科学院近代史研究所・歩平所長への特別インタビュー ほか)

著者等紹介

笠原十九司[カサハラトクシ]
1944年群馬県生まれ。東京教育大学大学院修士課程中退、東京大学より博士(学術)号取得。都留文科大学名誉教授。専攻は中国近現代史、東アジア近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポルポ・ウィズ・バナナ

0
天皇陛下が謝罪しているのにもかかわらず、日中戦争を侵略とみなさない、右寄りの方々は、その行為が、統帥権の名のもとに暴走を繰り返しくそみそな敗北を喫した挙句、ろくに責任をとらなかった旧陸軍と同様の行為を働いているという自覚はあるのだろうか。2012/10/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2036387
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。