出版社内容情報
いま物が売れない時代、店舗での集客や購買を促進する手法として、O2O(Online to Offline)というキーワードが注目を集めている。O2Oとは、ネット(オンライン)の力を駆使して、現実社会の店舗(オフライン)へ消費者を呼び込み、商品の販売やサービスの利用を促進しようというもの。スマートフォンの普及とソーシャルメディアの拡大で、消費者像が変貌し続けるなか、企業も変わらなければ生き残れない。ローソン、セブン&アイHD、Yahoo! JAPAN、電通、NTTなど、大手企業がO2Oへの取り組みを加速させる一方、中小事業者・地方企業にとってもO2Oは有力な武器になる。O2Oは、まさに業態・企業規模を超えた共通のミッションだ。さらにネットの閲覧履歴、ソーシャルメディア、位置情報やリアル店舗への来店履歴、購買履歴など「ビッグデータ」を活用すれば、消費者のスマートフォンに届ける広告・販促情報を個人個人に最適化できる。効果的な来店や商品の購入につなげることができると期待されている。本書は、気鋭のITアナリストが、徹底した現場取材をベースに、O2Oとは何か、O2Oによって企業や店舗はどのように価値を高められるかをまとめたもの。O2Oという非常に広範囲にわたるビジネスの全体を網羅し、図表を用いてO2Oを体系化し、成功企業のポイントを徹底分析する。売れない時代をO2Oが変える! 経営者・マーケッター・第一線のビジネスパーソン、必読の書。
はじめに第1章 O2Oで売れない時代に客を呼び込め 第2章 ここまで進んだ!最新型O2Oの衝撃第3章 一歩先をいく先進企業は、O2Oをこう使いこなす第4章 O2Oの成功企業から学ぶ5つのポイント第5章 「ビッグデータ」で融合するO2Oの世界第6章 O2Oプラットフォームを狙う電通・NTTの野望と「ビッグデータ」ビジネスおわりに O2Oが日常になる世界へ
内容説明
LINE、フェイスブック、スマホの位置情報機能など、ネットを駆使してリアル店舗に消費者を呼び込む―この新しい仕組みがO2O(Online to Offline)だ。業界トップも次々に取り組みを強化し始めた!ビッグデータを活用することで新たな段階に入った最新事情を、気鋭のITアナリストが、わかりやすく解説。
目次
第1章 O2Oで、売れない時代に客を呼び込め
第2章 ここまで進んだ!最新型O2Oの衝撃
第3章 一歩先をいく先進企業は、O2Oをこう使いこなす
第4章 O2O成功企業から学ぶ五つのポイント
第5章 「ビッグデータ」で融合するO2Oの世界
第6章 O2Oプラットフォームを狙う電通、NTTの野望と「ビッグデータ」ビジネス
著者等紹介
松浦由美子[マツウラユミコ]
ITアナリスト。ITエンジニアとして半導体ウェハ検査装置の開発や原子力などのインフラ制御系システムの開発、大手印刷会社のIT技術センター部門でセキュリティ関連のサービスや画像情報データベース、地図情報サービスなどのWeb開発に携わる。現在は、「ITからリアル世界への翻訳者」として、テクニカルな話題を一般読者にわかりやすく解説することをモットーに活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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犬こ
茶幸才斎
tolucky1962
KB