感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lovemys
4
学校の保護者会の後に読んだ本。保護者会で何となく感じていたモヤモヤが、この本を読んで解消されました!あー、息子氏をこんな学校に通わせたい!(笑)私もね、みんなが同じタイミングで同じことを終らせなくてもいいと思うのですよ。出来る子は出来る子で先に進んで、ゆっくりな子はゆっくりで。全員同じだからいいでしょ?的な感じに違和感を抱いた保護者会だったので、この本は心を落ち着けてくれました。学校に行って勉強しているのは子供たちなのだから、全部子ども達に任せればいいと思う。大人はお手伝い程度でね。こんな学校、いいなぁ~2015/01/17
hana@笑顔満開のわくわく探索人
4
特別支援教育に関わる人、特に、小・中学校で関わっている人に薦めたいです。障害の有無に関わらず、秀才児にだって特別なニーズがあり、だからこそ全ての子ども達のニーズにどれぐらい誠実に対応するか、が大切。教師の仕事は増えるかもしれないけど、みんなでやっていきたい。人を育てるためには何が大事なのか、とても考えさせられた。2014/08/19
shizuca
3
まさしくそこだ!という指摘のオンパレード。日本だとカリスマ教師がもてはやされるし、親の人気もあるかと思うけれど,エンターテイナーとしての教師は飽きられたら終わりで授業も聞いてもらえないんだよね。やはり学校の主役は児童生徒だから、彼らがかがやくために彼ら一人一人の持っている引き出しを開けやすくするのが教師の力じゃないかな、と思う。勉強のための勉強だはなくて、人としての学びとして公教育があるのがベストだと思うし,社会人としてきちんと選挙に行き政治家を監視する民主主義をになうこどもたちを育てなければなと思う。2021/05/24
客野
1
オランダの教育ってあんまり考えたことなかったけど、ユニークで面白いなと思った。ただ、データがやや少なくて、その成果や有効性に納得できたかと言えばそうでもない。とはいえ、オルタナティブな教育や生徒の自主性を重んじた指導は学べるところ多し。特に興味深いと思ったのが、性教育と障がい児教育。前者について言うと、「性関係そのものに注目して色眼鏡で見るのではなく、そのような関係を結ぶ過程に注目する」というところは目から鱗。後者について言うと、確かに、日本の特別支援学級が必要なのは自明だけれど、欠点もある。それがわかる2016/06/19
がっちゃん
1
僕の子供や孫達が、今より少しでも楽しくて、今より少しでも面白い世の中で暮らせるように、僕は頑張るのです。たとえ今は「大海の一滴」であっても、いつか必ず。2014/11/02