出版社内容情報
戒律復興運動を主導し、中世社会に巨大な影響を与えた律僧叡尊。『関東往還記』とともに、その思想と行動を明らかにする決定的な史料を綿密無比の注釈で読む。全2巻完結。
内容説明
中世社会に巨大な足跡を残した律僧の生涯を綿密無比の注釈で読む。本巻は71歳から85歳、非人救済から禁酒運動まで、その旺盛な活動が記される。巻末に総索引を付す。全2巻完結。
目次
金剛仏子叡尊感身学正記 下(中院治天下第十二年;文永八年(一二七一)七十一歳
文永九年(一二七二)七十二歳
文永十年(一二七三)七十三歳
文永十一年(一二七四)七十四歳 ほか)
原文
著者等紹介
細川涼一[ホソカワリョウイチ]
1955年東京生れ。中央大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学。大阪大学)。現在、京都橘大学文学部教授。専攻、日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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