出版社内容情報
朝鮮第一の儒者李退渓が弟子や友人に朱子学の真髄を情理を尽くして綴った書簡集。日韓の双方で愛読され、儒学史上屈指の名著が蘇る。
【著者紹介】
福岡女学院大学名誉教授
内容説明
朝鮮ばかりか日本でも江戸時代から最も敬愛されてきた大儒・李退渓の珠玉の書簡集。「四端七情」論など朱子学の精髄を学友と静かに語り合う、東アジア儒学史上屈指の名著、初めての現代語訳。
目次
南時甫に答える
金伯栄、可行、惇叙の三兄弟に答える
鄭子中に答える
権生好文が「山を楽しみ、水を楽しむ」を論じたのに答える
金惇叙に答える
李叔献に答える
黄仲挙が朴松堂の近刊『白鹿洞規集解』を論じたのに答える
重ねて黄仲挙に答える
奇正字明彦に答える
奇明彦(「四端七情を理気に分ける論」)に答える〔ほか〕
著者等紹介
難波征男[ナンバユキオ]
1945年生まれ。九州大学大学院(中国哲学史)博士課程単位取得退学。福岡女学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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