東洋文庫<br> 完全版 知恵の七柱〈5〉 (完全版)

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東洋文庫
完全版 知恵の七柱〈5〉 (完全版)

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  • サイズ B6判/ページ数 448p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582807875
  • NDC分類 936
  • Cコード C0123

出版社内容情報

アラブ反乱が大団円を迎える最終巻。アズラクに集結したアラブ軍は、タファスでの血塗られた戦いを経て、ついにダマスカスに入城した。そしてロレンスは、公私にわたる心中の葛藤に疲れ、ヨーロッパでの政治工作に今後を託して、ひとり中東をあとにする。編者ウィルソン氏の興味深い解題と、八木谷涼子氏の手になるロレンス年譜と最新の文献ガイド、索引を付す。

内容説明

栄光の反乱劇から苦渋の国際政治へ。アラブ軍と英国軍はダマスカスを占領。しかし、ロレンスは複雑な思いを胸にその場を去る。全5巻完結。

目次

第10部 御堂の完成(無人のアズラクを楽しむ;緩慢に集結を終える;第一の線路;第二の線路;第三の線路;阻止される;ナスィーブ橋梁;敵機を破壊する;アレンビー訪問;砂漠へ戻る ほか)

著者等紹介

ウィルソン,ジェレミー[ウィルソン,ジェレミー][Wilson,Jeremy]
英国の現代史家、T.E.ロレンス研究者。1944年生まれ。オクスフォード大学(ベイリオル・カレッジ)で哲学、政治学、経済学(MA)、ロンドン大学(LSE)で経済学(MSc)を専攻。ロレンスの著述の公刊や復刊、執筆・講演活動のほかに、ウェブサイト‘T.E.Lawrence Studies’を主宰するなど、世界のロレンス研究を主導するT.E.ロレンス研究の第一人者

田隅恒生[タスミツネオ]
兵庫県出身、1931年生まれ。1954年京都大学法学部卒業、丸紅株式会社に入社。おもに資材分野の輸出に携わり、その間テヘラン、ニューヨーク、マニラに駐在。のち丸紅紙業株式会社に転じ、常勤監査役、顧問を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぽん教授(非実在系)

3
戦後ファイサルと共にアラブの利益を主張するも多くが叶わなかったこと、イラク王になったファイサルの子孫は革命で虐殺されたことを考えるとロレンスのトルコ打倒の栄光の多くは結果的には地に堕ちてしまったと言えよう。ロレンス自身、サイクス・ピコ協定やバルフォア宣言との三枚舌外交を平然と行うイギリス本国には批判的であったが、どうにもならない部分が大きかった。せめてもの慰めとして客観的に見た観察と関係者のために書いた主観とを残すことに人生の後半を費やしたのである。他人のために尽くした苦労人への共感を記したい。2016/08/29

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