出版社内容情報
病は時代や社会、文化を映す鏡。結核、ハンセン病、梅毒、神経衰弱、不眠、鬱、癌、心臓病、皮膚病など9つの病を主題とする14編。
へミングウェイ[ヘミングウェイ]
W.S.モームほか[モーム]
石塚 久郎[イシズカ ヒサオ]
内容説明
文学作品はこれまで病をどう語ってきたか。病は文学によってどのように意味づけされてきたのか。消耗病・結核、ハンセン病、梅毒、神経衰弱、不眠、鬱、癌、心臓病、皮膚病―コナン・ドイル、フィッツジェラルド、レッシングら名だたる作家によって書かれた9つの病を主題とする14編。最も個人的な出来事の向こうに、時代が社会が、文化が立ち現れる。
著者等紹介
ヘミングウェイ,E.[ヘミングウェイ,E.] [Hemingway,Ernest]
1899‐1961。アメリカの作家。「失われた世代」の一人。マッチョなイメージが強いが、度重なる怪我と数々の疾病に見舞われた人生だった。最後は精神を病み猟銃自殺で生涯を閉じる
モーム,W.S.[モーム,W.S.] [Maugham,W.Somerset]
1874‐1965。イギリスの小説家・劇作家。ロンドンの聖トマス病院付属医学校で医学を学び医師免許も取得するが、処女作『ランベスのイライザ』の成功で作家として身を立てる
石塚久郎[イシズカヒサオ]
1964年生まれ。英国エセックス大学大学院博士課程(Ph.D.)。専修大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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