小笠原諸島―アジア太平洋から見た環境文化

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784582542073
  • NDC分類 519.213
  • Cコード C0044

内容説明

空港問題で揺れた「東洋のガラパゴス・小笠原諸島」は、自然保護と経済利益の交差点である。小笠原フォーラム(2002)を通して、この生物多様性の“宝島”が直面している問題を考える。

目次

第1部 小笠原諸島と日本のジレンマ(小笠原諸島―宝島の生成と変異;小笠原諸島の自然の現状と未来;小笠原の選択―二項対立の迷路を抜け出すために;小笠原諸島の環境文化―未来へのうねり;開発と環境のジレンマ―沖縄から小笠原を見る;有明海諫早湾―土建国家への津波)
第2部 小笠原諸島の彼方―アジア太平洋の事例(地球の生態危機と小笠原への提言;韓国社会と危機モード―持続可能な発展の可能性;開発・環境・地域社会―中国内陸黄土高原と雲南を比較して;島の王国―カピティ島)