出版社内容情報
台湾人研究者が台湾の先史時代から現代までを一貫して記述した、本格的なビジュアル通史。日本語版刊行にあたり「戦後編」を増補。
目次
本篇 先史時代~1945年(誰の歴史か?;先史時代の台湾;先住民とオーストロネシア語族系;「美麗島」の出現 ほか)
戦後篇 ポストコロニアルの泥沼(二・二八事件;「白色テロ」の時代;党国教育;民主化運動)
著者等紹介
周婉窈[シュウエンヨウ]
1956年台湾嘉義県生まれ。国立台湾大学歴史学科で学士号(1978)、修士号(1981)を取得後、アメリカ・イエール大学で博士号(1991)を取得。1991‐93年、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学歴史学科で教鞭をとる。1994年に台湾に戻り、中央研究院台湾史研究所副研究員に就任、後に研究員(教授)となるが、2006年より国立台湾大学歴史学科教授。日本植民地統治期の研究を中心に、清代女性史、明清代の台湾史についても研究
濱島敦俊[ハマシマアツトシ]
1937年生まれ。東京大学東洋文化研究所助手、高知大学、北海道大学を経て、大阪大学大学院教授を2001年3月定年退官、同名誉教授。同年4月から、台湾国立大学の教授。専門は中国近世史
石川豪[イシカワタケシ]
1972年生まれ。2005年国立台湾大学大学院修士課程修了
中西美貴[ナカニシミキ]
1975年生まれ。2003年国立台湾大学大学院修士課程修了、2005年より京都大学人間・環境学研究科博士課程に在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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