ブックレット〈書物をひらく〉<br> 知と奇でめぐる近世地誌―名所図会と諸国奇談

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ブックレット〈書物をひらく〉
知と奇でめぐる近世地誌―名所図会と諸国奇談

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  • サイズ A5判/ページ数 112p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784582364682
  • NDC分類 291
  • Cコード C0321

出版社内容情報

地域への関心が多様な地誌、名所図会や諸国奇談を生み出した近世後期、各地の今と歴史に向かう視線は妖異や奇譚をどう扱ったか。その仕方に知のありかとその変容を読みとる。

内容説明

江戸という時代が多様に生み出した地誌は、土地の特性とその歴史性を提示し、読み手がそれを享受する高度に知的な営為である。その際、確実・客観的な記事の傍らで確たる物証のない話、信憑性に欠ける情報とどう向き合うか、書き手・読み手にとって未知の事柄をどう提供しようとするか。江戸時代後半、「奇」はどのように「知」の体系に位置づけられようとしていたか。

目次

1 十八世紀半ばの地誌と奇談(菊岡沾凉『諸国里人談』・『本朝俗諺志』;怪異研究と地誌 ほか)
2 寛政~文化年間の名所図会にみる“奇”その一 秋里籬島作(第二次名所図会ブーム;籬島作名所図会の本文にみる“奇” ほか)
3 寛政~文化年間の名所図会にみる“奇”その二 籬島以外の作(『伊勢参宮名所図会』について;『播州名所巡覧図会』について ほか)
4 諸国奇談ものの“奇”(諸国奇談ものブーム;諸国奇談ものの諸相 ほか)
5 知と奇の新たなる地平(『信濃奇談』について;『信濃奇区一覧』(『信濃奇勝録』)について ほか)

著者等紹介

木越俊介[キゴシシュンスケ]
1973年、石川県生まれ。神戸大学大学院博士課程修了。現在、国文学研究資料館准教授。専攻、日本近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅林 健志

1
地誌と奇談との関係を史的展開に添って整理する。「奇」なるものの扱い方の変化は興味深かった。2023/05/16

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