出版社内容情報
誰でも知っている植物の根っこ。しかしその生態や役割、人々の生活との関わりなどについてはほとんど知られていない。その根っこについて、根研究学会の先生たちが、Q&A形式でわかりやすく解説するシリーズです。第1巻でのテーマは「根っこってなんだろう」。根っこの面白さに興味をもつような質問とおどろくような写真がたくさん入っています。自然に対する探究心を育む一冊です。
内容説明
おいしい根っこのひみつは?くらしと根っこはつながっている?根っこのふか~い世界。
目次
1 根っこってなに(根っこはどこから生まれるの?;根っこのほんとうの形は?;根っこはどうやって水を吸収するの?;根っこはどうやって養分を吸収するの?;草と木の根っこはどこがちがうの?;根っこはどこまでのびるの?)
2 根っこはどうやって生きているの(根っこはどうやって成長するの?;ミミズが多いと根っこがよく育つの?;根っこに集まる生き物がいるの?;根っこの成長によい生き物がいるの?;根っこも病気になるの?;水の中でも根っこは育つの?)
3 植物によって根っこがちがうの(畑の植物の根っこはどうなっているの?;果樹の根っこはどうなっているの?;大きな木の根っこはどうなっているの?;雑草の根っこはどうなっているの?;高山植物の根っこはどうなっているの?;土の上に出ている根っこがあるの?;水の中の根っこはどうなっているの?;海の中の根っこはどうなっているの?)
著者等紹介
中野明正[ナカノアキマサ]
1968年山口県出身。1992年京都大学大学院修了、2001年農学博士(名古屋大学)。農林水産省農業環境技術研究所、野菜茶業試験場、農研機構等で園芸作物の生産技術に関する研究に従事。その間、農林水産省農林水産技術会議事務局等に勤務。2020年千葉大学学術研究・イノベーション推進機構を経て、2023年より千葉大学大学院教授。根研究学会会長(2022~2023年)
小泉光久[コイズミミツヒサ]
國學院大學経済学部卒業。団体職員を経て制作・執筆業にたずさわる。著書『根っこの絵本』(大月書店、第19回学校図書館出版賞受賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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