内容説明
人けのない深夜のデパートで、ディスプレイ部の女性デザイナーが殺害―頭部を凶器で殴打され、マネキンの間に突っ伏していた。“出口なし”の状況から部下は密室殺人説を主張する。が、コロンボ警部はガイシャの奇異な姿に目をとめた。クリスマスのショー・ウィンドウを飾る人形の謎を追って、コロンボは雪のシカゴを訪れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寒っ!!
4
コロンボにしては余計な描写が多いなと思ったらバスティーシュだった。犯人が証拠品をいつまでも残っていると考えるのも意味が分からないし、商業出版レベルではない。2016/07/12
寿々喜節句
4
小説版、刑事コロンボ。老舗デパートのクリスマスの飾り付けをするデザイナー仲間の殺人事件。クリスマス企画で読みました。密室と名前がつているが、コロンボ自体は密室とは感じていないし、実際倒叙モノでは密室の不思議感は感じられないかな......。それでもロジカルに犯人を問い詰めていく感じは面白いし、言い回しも忠実だし、脳内再生される。そしてこのストーリーは映像にはなっていないらしい。そういったのが何個かあるみたい。ディアゴスティーニの刑事コロンボシリーズを買ってるけど、面白い。他のノベライズも読まねば!2013/12/06
すた
2
犯人がポンコツすぎる2022/11/29
yasu7777
2
★★★☆☆ 渋谷2957-2902021/07/20
がんもどき
2
ロサンゼルスの老舗デパートを舞台に、ディスプレイ担当の殺害が行われる。コロンボシリーズの他の作品に比べるとやや衝動的な殺人だ。容疑者が多く自分が殺したのかもしれないとうろたえる人物も出てくる。ややいつもと感じが違うのは気のせいだろうか?2020/05/22