出版社内容情報
望月麻衣[モチヅキ マイ]
著・文・その他
内容説明
高校三年生になり、大学受験も意識しだした葵。不器用ながらも、ゆっくりと距離を縮めていく葵と清貴の前にある日、贋作師の円生が現れた。清貴に『白磁の香合』の鑑定を依頼した円生は、「本物だ」と言う清貴の言葉を否定して去っていく。それからしばらくして、円生は学校帰りの葵の前に現れた。間一髪で清貴が現れ事なきを得るが、その後、清貴は葵に別れを切り出す。二か月後、失意の底にいる葵に店長から電話が入った。「清貴が兵庫から帰ってきたんです」―大ヒット・キャラクター小説第7弾!
著者等紹介
望月麻衣[モチズキマイ]
北海道出身。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞でデビュー。2016年『京都寺町三条のホームズ』が『京都本大賞』を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
207
残り4分の1を切ったくらいから、あっ、これはひょっとしたら。。。と思ってしまいました。そしてまさしくそういう展開のラスト。あああ。ところが後書きで、単なる一段落であると判明。まだまだこれからも楽しめそうです。大学生になった葵ちゃんの活躍に期待。そうかぁ、そうかぁ、円生がねぇ。作品世界に一段と深みが増したようですね。シリーズ作品の醍醐味ですよ。これは。2017/08/03
カメ吉
196
大団円でしたね。安心しました。順風満帆に来た感じのふたりにまさかの逆風がありましたが最後は…よかったです。 恋愛絡みのハナシはスッキリと終わらんと読後感が悪くなりますしね。円生の件も一先ずは解決。 一段落しましたが更なる続きが読みたいです。2017/04/17
hiro
126
このシリーズに対して、感想ではなんだかんだと書いてきたが、この第7弾も図書館で借りました。今回は葵の大学受験を控えている時期に、別れを切り出すいけずなホームスとその理由に?? 終盤はこれでシリーズ完結かと思わせる展開だったが、葵がホームズと同じ京都府立大(関係者の方々には申し訳ないが、さすが京都本大賞、渋い大学を選択)に合格し、次からは『大学生編』が始まるということなので一安心。そこではホームズも簡単には解けない、そして京都らしい題材の本格ミステリにも期待したい。その前に、もちろん第6.5弾も読みます。2017/06/23
ゆみきーにゃ
118
シリーズ七作目。自分でもビックリするくらい涙涙涙。。。葵、本当に強くなったね!円生とは一区切り付いたでいいのかな?!今回のお話で店長のキャラがすごく好きだとハッキリ気付けた。言霊は絶対にあるとあたしは信じてるし、子どもにも教えている。2021/11/08
雅
118
甘い甘い甘い‼️そして、キレイにまとまりました2018/11/08