三国志と人間学

三国志と人間学

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784571300028
  • NDC分類 222.043

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうきなかもと

7
2019年8月13日(火)に東京国立博物館で行われた特別展「三国志」を見に行った。気分を盛り上げるために本書を行き帰り読んだ訳だが。どうせならということで、最後まで読んでみた。道義的感激の素晴らしさを噛み締めながら、遊々とした気分で読める。ただし講義がもとになっているせいか。よく読むと変なところがところどころある。これでは昭和の碩学と言われた安岡先生がかわいそうな気がちょっとだけした。しかし、内容は大変面白い。2019/09/27

vip2000

5
吉川英治氏の「三国志」を了読していて、大まかな物語を知っていました。また、安岡先生の本は何冊も読んでいるので、自然と理解できました。引用「道が人格の内容をなしておる時これを徳といいます。」ショートメッセージですが、何とも含蓄のある御言葉です。小説の三国志では勧善懲悪の日本人好みの読み物ですが、悪の登場人物を別の視点から観ている点が、三国志ファンならば興味深く読めると想います。2016/12/15

ピオリーヌ

3
安岡正篤『三国志と人間学』を読む。著者は東洋哲学の大家で、好角家には馴染みのある「木鶏」のエピソードを双葉山に伝えた張本人である。第○講と講義形式をとっておりま、非常に分かりやすい。まだ読み始めたばかりであるが、光武帝のエピソードに興味を惹かれている。2018/10/29

トマズン

3
前漢をふまえつつ、三国志でお馴染みの 主要人物らについて語るみたいな。 言葉が古くて、現代語じゃない部分はちょっと読みづらいけど 所々日本と比較したりと興味深い内容となっている。 筆者はシナ事変の末期に南京の古老宅に招かれたとある その時の会話が、何気に中国人の凄さを現していると思う。 挨拶代わりにきりだす 「こういう戦乱になって、日本軍が至る所攻略して、いろいろお困りであろう事はお察しする」 「いやいや、かような事は我が国の歴史ではしばしば繰返しておる事でありまして、さして意に介するに足りません」と。2015/07/22

koHey

1
一時、三国志にハマり、その後易経を少しかじり始めた時に安岡先生の本にたどり着きました。読了したものの読み下し文と格闘し説明文も腹に入ったような入らないような。。。知識不足で楽しめるものが楽しめない気がします。三国志や中国古典を何度か読み、もう一度この本を読もうと思いました。2016/05/08

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