PHP新書<br> 現代の職人―質を極める生き方、働き方

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PHP新書
現代の職人―質を極める生き方、働き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569842905
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0270

内容説明

様々な仕事がパソコンやスマートフォンの画面上で行われ、やがてAIが人間の職業を代替する、といわれる現代。そんな中で、日本の職人の手による甲冑や陶器、酒などが世界の人びとを惹き付けてやまないのはなぜなのか。もう一度、ものづくりの原点へ。そして働くこと、生きることの原点へ。著者を全国の匠たちの現場に向かわせたものとは何だったのか、ぜひ発見していただきたい。

目次

日本の職人文化とは?
加賀友禅(石川県)
江戸切子(東京都)
南部杜氏(岩手県)
魔鏡(京都府)
パイプ(東京都)
宮島彫り(広島県)
甲冑(東京都)
明珍火箸(兵庫県)
大島紬(鹿児島県)
大堀相馬焼(福島県)
高千穂神楽面(宮崎県)

著者等紹介

早坂隆[ハヤサカタカシ]
昭和48(1973)年、愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anken99

5
ニッポンの伝統を継承し続ける匠の職人たち。そんな職人たち11人の仕事ぶりを丁寧に取材、紹介したのが本書である。いかにも「ザ職人」という生き方をしている人も多いわけだが、肩ひじ張らず柔軟に技を磨いている匠の姿もあり。中でも印象に残ったのは、広島・宮島の宮島彫り職人。まったく偉ぶらず、それでいてこだわりをもって取り組む姿に大変な共感を覚えた次第。宮島を訪れる機会があったら、ぜひとも宮島彫りを手にしてみたい・・それどころか、この巨匠にぜひお会いしたいとさえ感じるほどだ。それにしても日本の伝統工芸はやはりすごい。2021/03/02

ジュリ

3
伝統を守ることも、時代にあわせて新しいことをしていくことも大切です。この本に登場する職人たちは、みんな謙虚で、まだまだだと思って上を目指している。常に勉強をすることが大切だと思う。2024/02/09

tenori

3
ここで取り上げられている方々は日本の伝統的な文化を守り、かつ、その先を見据えている。自分のためと言うより次の世代にどう繋げ、残すこと以上に発展させることを目標に今を生きている。いわゆる手仕事は日本の誇り。とは言え「食えないことには始まらない」と語っている方が多いのが印象的で、ビジネス的な側面と文化の継承とのジレンマを感じずにはいられない。2019/07/09

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