出版社内容情報
歴史は「人類の経験」の集大成。現代を読み解くヒントは、世界史の中にある。グローバル時代に必須の「教養世界史」の読み方を解説。
本村凌二[モトムラリョウジ]
東京大学名誉教授、早稲田大学国際教養学部特任教授
内容説明
古代ローマ史研究の第一人者による、はじめての世界史講義。
目次
序章 「歴史に学ぶ」とは何か?―愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
第1章 文明はなぜ大河の畔から発祥したのか―文明の発達から都市国家と民主政の誕生まで
第2章 ローマとの比較で見えてくる世界―ローマはなぜ興隆し、そして滅びたのか
第3章 世界では同じことが「同時」に起こる―漢帝国とローマ帝国、孔子と釈迦
第4章 なぜ人は大移動するのか―ゲルマン民族、モンゴル帝国、大航海時代から難民問題まで
第5章 宗教を抜きに歴史は語れない―一神教はなぜ生まれたのか
第6章 共和政から日本と西洋の違いがわかる―なぜローマは「共和政」を目指したのか
第7章 すべての歴史は「現代史」である―「今」を知るために歴史を学ぶ
著者等紹介
本村凌二[モトムラリョウジ]
早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県に生まれる。1973年、一橋大学社会学部卒業。1980年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、現職。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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