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出版社内容情報
日本人研究者の根気強さと外国人研究者のユーモアセンスは一級品だ……。俊英古生物学者が、世界最先端の海底発掘調査の現場を綴る。
【著者紹介】
名古屋大学助教
内容説明
海底は、ある意味「宇宙よりも遠い場所」ともいえる最後のフロンティアであり、日本が世界の最先端を走る研究分野だ。ニュージーランド沖の海底から掘り出される珪藻の化石を研究すべく、新鋭古生物学者が国際共同研究に参加した。トイレの横の絶妙な貼り紙、外国人研究者とのけんか、改めてわかった日本人研究者の強味…。科学掘削船上の研究生活を快活に綴り、世にも美しい珪藻の紹介など古生物学の魅力も語る。
目次
第1章 海底掘削研究の夢に向かって
第2章 地層―地球史を閉じ込めたタイムカプセル
第3章 海底掘削航海の日々
第4章 目に見えない化石「微化石」
第5章 様々な微化石
第6章 微化石を使って研究する場所を探る
第7章 船上で行われる研究―その他の研究分野
第8章 研究者を支える人たち
第9章 研究の先にあるもの
著者等紹介
須藤斎[ストウイツキ]
1976年ドイツに生まれ、翌年帰国。筑波大学第一学群自然学類卒業。同大学院地球科学研究科博士課程修了。博士(理学)。現在、名古屋大学環境学研究科地球環境科学専攻助教。微化石の研究者で、珪藻化石の調査・分類によって、地球環境の復元と未来予測に取りくむ。2004年、世界初の北極海海底掘削探査プロジェクト統合国際深海掘削計画(IODP302計画)に参加。09年にはニュージーランド沖で行なわれたIODP317計画に参加。著書に、『0.1ミリのタイムマシン』(くもん出版、2009年産経児童出版文化賞大賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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pend
非日常口
斑入り山吹
Honey
やいまゎ