100年インタビュー<br> 演劇ほど面白いものはない―非日常の世界へ

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100年インタビュー
演劇ほど面白いものはない―非日常の世界へ

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  • サイズ B6判/ページ数 147p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569782508
  • NDC分類 775.1
  • Cコード C0074

出版社内容情報

現代劇から古典まで鮮烈な演出で世界の観客を魅了している演出家の蜷川幸雄氏。人一倍羞恥心が強かった青春時代から現在までを語る。

【著者紹介】
演出家

内容説明

名門・私立開成中学高校を卒業後、画家になろうと芸大を受験して失敗。生意気な「貴族俳優」が劇団を立ち上げ、演出家となって一世を風靡した―「世界のニナガワ」が自らを語る。各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント、NHKBSプレミアムで放送中の「100年インタビュー」。番組で語られた珠玉の言葉の単行本化、第7弾。

目次

第1章 少年時代
第2章 演劇との出合い
第3章 新宿小劇場時代
第4章 千の目とナイフ
第5章 商業演劇の世界へ
第6章 新しい演出を求めて
第7章 海外公演の評価
第8章 演劇という魔力に憑かれて
第9章 可能性と希望

著者等紹介

蜷川幸雄[ニナガワユキオ]
1935年10月15日、埼玉県川口市生まれ。55年に劇団青俳に入団し、68年に劇団現代人劇場を創立。69年『真情あふるる軽薄さ』で演出家デビュー。72年演劇集団「櫻社」結成、74年同劇団を解散後、『ロミオとジュリエット』で大劇場へ進出、83年の『王女メディア』ギリシャ・ローマ公演を皮切りに、毎年海外公演を行う。88年『近松心中物語』の第38回芸術選奨文部大臣賞をはじめ受賞歴多数。ロンドングローブ座のアーティスティックディレクターの一人でもある。2010年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

49
★★★★NHKで放送された『100年インタビュー』の蜷川幸雄の回をまとめたもの。世界のニナガワの子供時代や演劇との出会いは興味深く、演出家として大成するまでの苦悩や孤独が共感を呼ぶ。一番心打たれるのは、演劇へのエネルギッシュな熱い思い。蜷川氏に演出されたお芝居を観てみたかった。2016/08/22

しーふぉ

25
蜷川幸雄の舞台を見たことないまま見る機会を失ってしまった。交友している人々が安藤忠雄、カズオ・イシグロと一流。ナイフを突きつけられた話しが衝撃でした。2017/03/26

美紀ちゃん

21
虫の話とか、引っ越しそばの代わりにラーメンを食べた話とか、感じたのはえらく神経質な人だなということ。ジャックナイフ事件は印象的。文字が大きくすぐ読める。2012/09/29

りえこ

16
インタビューをまとめたもの。読みやすくて面白かったです。もっと細かく、たくさんの内容が読みたいです。新しい発見とか、今まで書かれていないことがあまりなかったので、もっと詳しく聞きたいと思いました。2013/09/30

neimu

9
年配の人向け用なのだろうか、大きな文字で紙数も少なく、わかりやすく読みやすいが、少し物足りない。もっとも述べられている内容は迫力はあるのだが、演劇人として述べているというよりも、回想として淡々とした語り口、距離感があの舞台を作る人の語り口なのだろうかと、寂しいというか少々心もとなく侘しい気持ちにさせられてしまったのは、読み方が悪かったか。再読が必要か。図書館本。2013/02/14

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