目次
1 エッセイ ファントムを探して(荒木夏実)
2 作品図版(Transfiguration/Mutation;(Un)natural×(Un)controlled
Speed=Form ほか)
3 エッセイ(反重力のイリュージョンを創るための方法と手段(毛利義嗣)
小谷元彦と日本の彫刻―「SP」シリーズ以降の小谷について思うこと(川谷承子)
小谷元彦:霊性なる触覚空間(芦田彩葵))
4 資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
圓子
1
二年越しで図録を手にした。またどこかで展覧会やってほしい。2013/03/15
朝野まど
1
六本木森美術館で行われた小谷さんの「幽体の知覚」展の本です。目に見えない感覚や存在、つまり「幽霊」を彫刻という手法を通して可視化させるという試みをしています。私は、この方のような文章が書きたい。目に見えない存在を背後に感じさせ、痛覚に直接働きかけるような文章が。恐怖、腐敗、痛みといった感覚をひしひしと感じさせてやりたいのです。小腸のあたりをぐじゅぐじゅさせてやりたい。2012/03/17
Yoshiki Tanaka
0
2年前に六本木森美術館で行われていた小谷元彦「幽体の知覚」展の本です。ちょいとグロいですが心を鷲掴みされるような力が作品にあります。2012/08/11