内容説明
我が国において「動物学」がどのように始まり、どのような変遷を経て今日に至っているかを、その特徴、世界的業績、今日の課題などをまじえ、分野別に、主たる研究の展開を中心に系統だてて解説。
目次
動物学のみかた
日本における動物学の黎明期
発生学・生理学
分類学
生態学
遺伝学・進化学
形態学・内分泌学
細胞学・生化学・分子生物学
日本発の国際的業績1―カイコの研究
日本発の国際的業績2―精子と受精の動物学
日本発の国際的業績3―霊長類学
動物学と農学の関係史
21世紀における動物科学の課題
著者等紹介
毛利秀雄[モウリヒデオ]
理学博士。1953年東京大学理学部動物学科卒業。1965年東京大学教養学部助教授。1976年同教授。1987年同学部長(1989年まで)。1991年放送大学教授。1992年同副学長。1995年岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所所長。2001年同機構機構長(2003年まで)
八杉貞雄[ヤスギサダオ]
理学博士。1966年東京大学理学部生物学科卒業。1967年東京大学理学部助手。1989年同助教授。1991年東京都立大学理学部教授。2005年首都大学東京都市教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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