心理学の世界
安全とリスクの心理学―こころがつくる安全のかたち

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784563058869
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C3311

内容説明

事故や自然災害の報道が無い日はない。本書は、身のまわりや社会のさまざまな危険について、まず安全とリスクの概念を紹介しリスクの心理を解説した後、防災行動、ヒューマンエラー、リスクのコミュニケーションとガバナンス、災害報道、危機における心理等を平易に紹介する。命を守る情報のあり方や、緊急時の避難、被災後のストレスケアの基本など、現代社会を生きるすべての人に一読をお勧めしたい書である。

目次

1章 安全概念とリスク概念―安全とは何か?リスクとは何か?
2章 リスクの認知―リスクはどのように認識され判断されるか?
3章 人的災害とヒューマンエラー―リスクに適切に対応するために
4章 災害の心理―災害リスクとのつきあい方を考える
5章 リスクのコミュニケーションとガバナンス―社会としてリスクに取り組みリスクを統治する
6章 災害報道と心理―命を守る情報のありかた
7章 危機における心理―想定外の危険への対処はいかにあるべきか?

著者等紹介

土田昭司[ツチダショウジ]
1986年東京大学大学院社会学研究科社会心理学専門課程博士課程単位取得満期退学。現在、関西大学社会安全学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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