出版社内容情報
編者らによる厚生労働科学研究事業成果をもとに改めて日本の人口政策を見直して今後のあり方を提案し、少子化対策など総合的に分析。
編者らによる厚生労働科学研究事業成果をもとに、改めて日本の人口政策を見直し、今後のあり方を提案した。
諸外国の出生率動向、少子化対策の変遷、未婚化と出生行動、結婚出産と女性就業、家族・労働政策など総合的に分析。
目次
序章 日本と欧州の低出生率と家族・労働政策
第1章 日本における少子化対策の展開:エンゼルプランから子ども・子育てビジョンまで
第2章 少子化をもたらした未婚化および夫婦の変化
第3章 結婚・出産前後の女性の就業と子育て支援環境
第4章 女性の就業行動が結婚・出生行動に及ぼす人口学的分析
第5章 マクロ計量モデルによる家族・労働政策の出生率への影響
第6章 文化人類学的視点からみた結婚の地域性と多様性
第7章 高齢者参加型の子育て支援策の可能性
第8章 少子化対策の政策評価:次世代育成支援推進法に基づく行動計画の評価を中心に
第9章 第2次安倍内閣の少子化対策
終章 人口政策としての少子化対策(試論)
著者等紹介
高橋重郷[タカハシシゲサト]
1951年島根県生まれ。明治大学政治経済学部客員教授
大淵寛[オオブチヒロシ]
1936年東京都生まれ。中央大学経済学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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