出版社内容情報
不祥事発生の原因は組織にある。本書は,組織不祥事研究の新しいフレームワークを提示し,それを用いて18事例の組織不祥事の原因メカニズムを解明した上で,組織不祥事を誘発する潜在的原因4類型を抽出・分析。
内容説明
組織不祥事研究の新しいフレームワークを提示し、それを用いて18事例の組織不祥事の原因メカニズムを解明した上で、組織不祥事を誘発する潜在的原因4類型を抽出・分析する。
目次
序章 本研究の目的
第1章 組織不祥事の原因分析と実態調査
第2章 組織不祥事に関するアウトソーシングの影響
第3章 組織不祥事に関する成果主義の影響
第4章 組織不祥事に関する組織文化の影響
第5章 組織不祥事に関する効率性追求及びコスト削減の影響
第6章 組織不祥事研究の位置付け
第7章 結論
著者等紹介
樋口晴彦[ヒグチハルヒコ]
1961年生まれ。1984年に東京大学経済学部卒業、警察庁へ。内閣安全保障室参事官補、愛知県警察本部警備部長、四国管区警察局首席監察官などを経て、現在は警察大学校警察政策研究センター教授。これまでオウム真理教事件、ペルー大使公邸人質事件、東海大水害対策などに従事。組織不祥事の分析を通じて組織のリスク管理及び危機管理を研究。1994年にダートマス大学Tuck SchoolでMBA、2012年に千葉商科大学大学院政策研究科で博士(政策研究)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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