出版社内容情報
ブルジョワ・ボヘミアン、略してBOBO。彼/彼女たちはどういう人たちなのか。BOBOを自認する2人の著者が100語で解説。
内容説明
米国のジャーナリスト、D・ブルックスによって命名された新上流階級層を指すBOBO。この言葉はフランスにも広まり、いまや政治家から一般人まで多くの人びとが口にするようになったが、実はその意味ははっきりしていない。本書は、「不安定なインテリ」「新農村住人」など、一〇〇のキーワードでBOBOの特徴を捉えることを試みる。
目次
授乳
アマップ(AMAP)
アップル
(新しい)職人
オーセンティシティ
竹
あごひげ
良識
ビオ
ビストロノミー〔ほか〕
著者等紹介
ルグラン,トマ[ルグラン,トマ] [Legrand,Thomas]
ラジオ局フランス・アンテル(France Inter)のジャーナリスト
ヴァトラン,ロール[ヴァトラン,ロール] [Watrin,Laure]
ジャーナリスト
村松恭平[ムラマツキョウヘイ]
1984年生まれ。ル・モンド・ディプロマティーク日本語版の会代表理事・翻訳者。フランス語講師。東京外国語大学大学院博士後期課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ラウリスタ~
13
ブルジョワ・ボヘミアンの略(アメリカから逆輸入された言葉)ボボ。常に蔑称として使われるが(右派からすれば、多様性を叫びながら暗証番号のゲートに囲まれたマンションに住み子供を私立学校に送る偽善的左派、左派からすれば、労働者を見捨てて綺麗なキッチンで堆肥を作る奴ら。ブルジョワ(右翼)vs労働者(左翼)という対立は、米同様仏でも陳腐化し、左派政党はボボ化する。本書ではユーモラスにボボの特徴を示すとともに、彼らが紋切り型とは反対に地域社会に溶け込み(ただし地価を上げ)、彼らの生活様式(ビオなど)が広まっていると2020/12/28
くらーく
0
BOBO(ブルジョアボヘミアン)だそうで。呼び方はボボらしい。ちょっと言えない人もいるかもなあ。ボボと言えば、ボボ・ブラジルが思い浮かぶ年だし。 まあ、ちょっと進んだ人のライフスタイルのようですな。エシカル、ロハスみたいな感じかね。 まあ、そんな本。面白いかどうかは微妙。フランス人のエスプリが私にはわからん。2020/11/28