ヴェルサイユ宮殿に暮らす - 優雅で悲惨な宮廷生活

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560080726
  • NDC分類 235.05
  • Cコード C0022

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シルク

12
読みにくい、わっかりにくい本だぜ!! どの王の時代、とか、ちゃんと言わないで話始めて、ぴょんぴょん話飛んで、それでいきなり「エリザベスが~」とか、「〇〇夫人が~」とかよくある人名で色々述べられても、訳わかりまへん。どのエリザベスやねん!! みたいな、思った。「ヴェルサイユ宮殿に暮らす」って……聞くだけでも、きっと臭くて寒くて暑くて不便でとにかくきっと臭くて色々不愉快で、うぷぷ、楽しそ~v って思うテーマなのにね。わたくしには合わんかったかな。とっとと図書館に返したぜ。2018/05/16

あんこ

11
お城はぼろぼろだし、窓からゴミ糞尿を捨てるし、勝手に台所つくったり工事しちゃうしなかなかの無法地帯で、革命が起こるもうずっと前から終わりは始まったてた。内側がこんななのに豪華なドレスで着飾ってたのかと思うと滑稽だし悲しくなる。とにかく不便な生活で、洗濯場も不足していた。しかし、水飲み場に押し掛ける洗濯屋たちと視察官の攻防や、道沿いに5列もの洗濯竿が並んでるところなんて圧巻で、ちょっと楽しそうと思ってしまった。2018/05/16

斑入り山吹

7
なるほど、これは悲惨だ…。現代日本に生まれることができて、本当に幸せですよ。目の付け所はたいそうよいのだが、本の作り方が惜しい。『古代ローマ人の24時間』くらい、とまではいかなくとも、もう少し読ませる工夫の欲しいところ。話の軸の立て方がまずかったんだよ、論文っぽい切り口でねぇ。住居が酷い、という章、ひどい、ひどい、という表現ばかりで、何がどのようになっているから酷い、という記述はほんの少しばかり。等々。2013/03/18

れじーな

5
華麗な筈の場所で、貴族達は植え込みの影で用を足していたという話は有名ですが、それは何故だったのだろうか、という疑問に答えてくれる一冊でした。華麗な装飾の下で文字通り腐敗し、悪臭を放ち始める宮殿の実情が詳細に述べられています。人間が住むという前提が抜け落ちた施設に溢れんばかりの人間が詰め込まれ、詳しいことは私の理解力と想像力の無さで分からなくとも、とても人間が生きるような場所ではなかったのだということが感覚として伝わります。劣悪な環境にそれでも貴族を集め続けた権力というのは恐ろしいものだな、とも思いました。2011/01/13

dumpty

5
ヴェルサイユ宮殿がもっと暮らしよく快適であったなら、フランスの歴史も変わっていたかもしれませんね。世界遺産に登録された現在からでは想像できない、生身の人間の生活があったのですね。余談。もっと写真を・・と願いたいところですが、現状でも2400円+税。カラーで写真を入れるとなると、それはそれでお値段に反映するのでしょうから我慢しましょうか・・・。ふふっ。2010/09/23

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