内容説明
『隋書』倭国伝の「秦王国」の記述を手がかりに、古代豊前地方を舞台とした秦氏系渡来人の実態を解明し、八幡信仰・修験道・弥勒信仰等の源流と展開を明らかにする。
目次
第1章 「秦王国」はどこにあったか
第2章 八幡神は「秦王国」の神
第3章 「秦王国」の神から日本の神へ
第4章 もう一つあった「秦王国」
第5章 仏教が最初に入った「秦王国」
第6章 「秦王国」の弥勒信仰と白山信仰
第7章 大仏造立と八幡神と秦氏
第8章 「秦王国」の鍛冶神伝承をめぐって
第9章 「秦王国」の信仰と空海・最澄
著者等紹介
大和岩雄[オオワイワオ]
1928年長野県生まれ。長野師範学校(現・信州大学教育学部)卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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