「レ・ミゼラブル」を読みなおす (CD付新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 163p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560003442
  • NDC分類 953
  • Cコード C3885

内容説明

対訳で読むベストセラーに隠された壮大な構想。図版多数収録。

目次

1 歴史を書き直す(「一日歩いた、その日の夜」(第1部第2編第1章)
「司教が仕事をする」(第1部第2編第12章))
2 「鏡」が支配するストーリーの展開(「どんな鏡にマドレーヌ氏は髪を映してみるのか」(第1部第8編第1章)
「見知らぬ男と並んで暗闇を歩くコゼット」(第2部第3編第7章))
3 『レ・ミゼラブル』はカーニヴァル文学だ(「火薬の樽」(第4部第14編第4章)
「1833年2月16日」(第5部第6編第1章))

著者等紹介

稲垣直樹[イナガキナオキ]
1951年生。東京大学大学院仏語仏文学博士課程修了。パリ大学にて文学博士号取得。日本翻訳文化賞受賞。京都大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

2
数ヶ月前に『レ・ミゼラブル』を読んだので、解説書っぽいものを読みたくて。専門書ではないですし、1時間かからずに読めました。ユゴーについてもちらっと載っています。引用部、対訳が多く載っており、そこは飛ばし読み。フランス語分からないし。専門書は手を出せないけど、関連書をちょっと読みたい人向きかな?ちょっと浅めに感じられました。2011/09/25

くまこ

0
NHKラジオで取り上げていた内容と重なる部分があり、思い出すことができて面白かった。もう一度じっくり原作を読み直したいと思った。2014/08/09

NewHeadland

0
講義の教科書に指定されていたので購入。(ちょっと高い)内容はとても面白かった。ある程度専門的だけど軽く読める感じ。2013/07/24

D

0
フランス語原文と挿絵が多かったのでサクサク読み進みました。2013/01/17

はる

0
劇団四季のノートルダムの鐘を観劇したのをきっかけに、レ・ミゼラブルへの関心が高まりました。中学生のときに一度映画を観ただけの曖昧な記憶ですが、解説だけではなく挿し絵や訳文はあり、理解しやすかったです。ナポレオンとの対比や、キーアイテムとしての鏡、歴史の再構築などユゴーが詰め込んだ要素が多くありました。今年から始まる舞台を観劇する予定があったので、それがますます楽しみになりました。2024/01/30

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