出版社内容情報
晏陽初は、近現代中国の教育者・思想家で、アインシュタインらとともに「現代の革命的貢献を成した10人の世界偉人」の一人に数えられた人物。本書はその評伝と主要作品をまとめ、その人と思想、実践を詳細に紹介。
内容説明
中国をはじめ、アジア各地の平民教育と郷村建設運動に、その生涯を捧げた晏陽初の思想と実践を、評伝と主要論文によって紹介。
目次
第1部 晏陽初伝(故国への帰還;啓蒙と受洗;香港の悲喜;つたの茂るキャンパスで ほか)
第2部 晏陽初論著選(識字運動;定県実験;抗日戦争および内戦期;国際郷村改造学院 ほか)
著者等紹介
宗恩栄[ソウオンエイ][SongEnrong]
1937年生まれ、1961年河北大学中国語言文学系卒業。現在中央教育科学研究所研究員。主要著作に『中国教育家評伝・揚賢江』(共著、上海教育出版社、1989年)。『晏陽初教育思想研究』(共著、遼寧教育出版社、1994年)。『近代中国教育改革』(主編、教育科学出版社、1994年)。『中国近現代教育家系列研究』(主編、遼寧教育出版社、1992年~97年)
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