出版社内容情報
6年前「タマネギ畑で涙した」著者が、同じタイの村をたどり、同じ人々に出会う旅で見たものは? 「日本の台所」から「海外出稼ぎ基地」に変わるタイ農村の現実を通して、日本の「豊かさ」の背後にあるものを問う。
目次
第1章 徳が逃げた?
第2章 なつかしのサイナワン村
第3章 ダムになった「森の墓場」
第4章 機織りリーダーと牛蒡村長
第5章 チェンマイで思う、タイと日本
第6章 タマネギ畑でまた涙
第7章 「有機農業の星」に会う
第8章 森を守りぬいたステビアの村
第9章 エイズと産廃に日本を振り返る
第10章 農を棄てる人々