内容説明
ベトナムは、インドシナ半島の東端にある、南北に細長い国です。北は中国、西はラオス、カンボジアと隣り合っています。面積は、日本から九州を引いたぐらいの広さです。北部は亜熱帯、南部は熱帯気候で、とても暑い国です。雨が多く、米がよく稔ります。野菜、果物などの農作物も豊かです。海岸線が長く、インドシナ最大のメコン川が流れ、海の魚も、川の魚も獲れます。さて、この国の人たちは普段、どんなごはんを食べているのでしょうか。ベトナム北部、首都のハノイ近郊の街に住む、ある一家の様子を覗いてみましょう。
目次
朝ごはんは手早く、簡単に
昼は家に帰って食べます
晩ごはんはしっかり食べます
台所の様子を覗いてみると
一週間の料理です
なにも無駄にしない、捨てない料理です
米製品が豊富です
生野菜で風味を加えます
熱帯性の果物が豊富です
中国やフランスの影響がありました
気持ちよく食べるためのマナーがあります
行事によって特別な料理があります
地方によって食事はさまざまです
ベトナムのごはんをつくってみましょう
もう少しベトナムのごはんの話
著者等紹介
銀城康子[ギンジョウヤスコ]
1956年、青森県生まれ。管理栄養士。2年半フランスに滞在し、フランス在住日本人の食生活調査、各地の日常食調査を行なう。帰国後、病院勤務を経て、短期大学非常勤講師
レイス,バンジャマン[レイス,バンジャマン][Reiss,Benjamin]
1975年、フランス、パリ近郊に生まれる。大学で美術史を専攻後、イラストやマンガを専門学校で学ぶ。現在、フランスや日本でイラストやマンガの仕事に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。