目次
序章 アジア主義とは何か―竹内好を道標にその可能性を探る
第1章 裏切られた合邦・連帯の理想―東洋社会党と樽井藤吉
第2章 民主共和の新中国をめざして―北一輝と宋教仁
第3章 アジア解放の夢と挫折―北一輝のアジア主義
第4章 真正の中国像を求めて―橘樸の中国研究
第5章 時局とあらがう苦悩の協同体論―尾崎秀実の「東亜協同体」論
第6章 抵抗としての協同体文化論―三木清の協力的抵抗
第7章 日中両国の未来を見据える―竹内好と日中近代化論
著者等紹介
李彩華[リサイカ]
1963年、中国山東省生まれ。現在、名古屋経済大学助教授(日本哲学思想史)
鈴木正[スズキタダシ]
1928年、名古屋市生まれ。現在、名古屋経済大学副学長・教授(日本思想史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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