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出版社内容情報
東西の文化の交差点が生んだフランス・中国と並び「三大料理」と称されるトルコ料理の真髄。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tama
7
図書館本 一杯興味惹かれる話あるんだけどひたすら読み難い。索引や章毎の注記も欲しいよぉ。料理に欠かせないのがオニオンジュースだそうで、絞らされる役の人はたまらないと思う。「眼っ眼があっ!」。もう一つ基本が羊ダシ。日本でもラーメンスープが羊ダシという店があるようです。不味くはないと思う。ひょっとして日本の食品会社ではイスラム向けの羊ダシの素作って輸出してるんじゃ?やってないならすぐに!喫茶店はコーヒー店と紅茶店が分かれている。あら不便。かなり米を食べているようですが主食はあくまでパン。ピラフは主菜だそうな。2019/01/09
呉藍
5
ケバブだけじゃない!! 豊富な食材と広大な歴史背景に彩られ、なんとも魅力的なトルコ料理の数々。甘味に対する情熱には驚かされます。そうか、イスラムは禁酒だからか……と目から鱗。なにか一つ、肉詰め料理あたりからマスターできないかしら。2011/08/11
茶坊主
2
食の歴史から、なかなか離れられない。世界3大料理に挙げられるトルコ料理。 馴染みのない料理が多いし、オスマントルコの名残で、いろいろな地方の料理が混在してるけど、著者は親切。我が国の料理に例えたり、邦人の口に合いそうかどうかも検討したり、と読みやすかった。 米原真理さんが熱弁を振るってた、「トルコ蜜飴」らしきものも発見。 余談。アラビア語で「ババ」は「おやじさん」。「アリババ」は「アリ親父」あるいは「アリの旦那」。 水を無駄に使う、蒸し料理は、中東では発達しなかった。なるほど~。 2018/08/01
翠
1
トルコ全般というより、オスマン帝国の宮廷料理がメインで、あー、このスルタンのときはこんな料理だったのねと参考になる。そういう歴史参考書としての読み物としては面白い。2022/10/15
ゆっきーこ
1
トルコ料理の食材や調理法について詳しく書かれている本です。料理の写真や絵がもっとあれば・・・とか、一つの文章がもっと短く読みやすければ・・・とか思いましたが、まさに食と文化がわかる本でした。2012/10/02