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出版社内容情報
一代の棋聖の生涯と思想。打ち込み十番碁、古今の名棋譜研究と新布石、平和と調和の願いまで。
目次
第1章 若き天才の飛翔
第2章 鮮烈、碁界デビュー
第3章 新布石の誕生
第4章 天馬空を往く
第5章 真髄は調和にあり
第6章 二十一世紀の碁
著者等紹介
水口藤雄[ミズグチフジオ]
1932年、北海道旭川市生まれ。1954‐1992年、財団法人日本棋院に勤務。主に企画・書籍を担当、編集委員。1995年、金玉均の愛用盤発掘の功績で韓国棋院より表彰される。1997年、平木浮世絵美術館で「浮世絵に見る囲碁展」を開催。1999年、「三浦囲碁ミュージアム」を開設。現在、「三浦囲碁ミュージアム」館長、木谷実記念館検討専門委員、日本棋院囲碁殿堂・資料館建設準備委員。日本棋院公認審判員、詰碁を楽しむ会理事、NHK文化センター講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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baアタマ
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2003年。昭和囲碁の呉清源(尊称がわからないので先生に)の来日、対局、第五・六章は囲碁の歴史と発展を概観。囲碁って五目並べしかわからないけど、呉清源先生がすごいってことはわかる。表紙の写真から賢そうな耳の大きなお爺さんだもん。昭和8年に名人本因坊秀哉と対局したのは読んいても血湧き肉躍る。(って今使わないね…)当時の熱狂ぶりもわかるなあ。棋神と言われている呉清源先生だが、彼みたいなひとタイプだな~。(格調高い本書をミーハーな読み方で申し訳ない)P144の和子夫人と撮った写真とかP141の百面相も素敵。2013/02/28