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目次
1 ジャポニカのイネは中国生まれ
2 黄河と長江―中国二つの顔
3 イネの遺跡・遺物
4 水稲の誕生
5 中国の稲作風景
6 イネ、日本に至る
7 占城稲のゆくえ
8 現在水稲品種の系譜
9 米の日中比較
著者等紹介
佐藤洋一郎[サトウヨウイチロウ]
1952年、和歌山県生まれ。1977年、京都大学農学部卒業。1977年、同大学大学院農学研究科修士課程修了。農学博士。国立遺伝学研究所助手を経て、1994年より静岡大学農学部助教授。専攻は植物遺伝学。イネの「アッサム・雲南起源説」を否定し「ジャポニカ長江起源説」を発表、引き続きイネの起源や伝播について研究を行っている
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感想・レビュー
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こぽぞう☆
18
図版多数。日本と中国を書いているので、インディカ米の原種についてはあまり載っていない。ジャポニカ米は中国原産。熱帯ジャポニカは主に陸稲で温帯ジャポニカが今の水稲。日本に最初に渡来したのは熱帯ジャポニカらしい。2017/01/24
takao
2
ジャポニカは中国原産、インディカは熱帯アジア原産。大唐米はインディカ米。 米は朝鮮半島経由ではなく中国から直接ではないか。 赤米でインディカ米は大唐米で、多くの場合のジャポニカの赤米は最初の渡来にきていたのではないか。2017/01/17
たぬき
1
島なんだね 日本 で 韓国ではイネに関してどう考えているのだろうか? 遺伝子に関しては 人間のハプロタイプと同様な感じです2013/03/01