出版社内容情報
農文協創立60周年事業として行われた河北省鹿泉市の発展計画策定。日中共同による史上初の試み。
内容説明
河北省省都である石家荘市の県級市である鹿泉市は中国農業科学院のモデル農村でもある。劉志澄・陳錫文・劉志仁らの中国専門家とともに、日本の今村奈良臣氏を団長とする調査団が三ヵ年にわたる鹿泉市の緻密な調査を経て立案した近郊農村の発展戦略。
目次
第1部 本計画の基本理念と基本戦略
第2部 鹿泉市農業の実態―本計画策定の前提的認識(鹿泉市をめぐる農業内外条件;鹿泉市農業の地域構成 ほか)
第3部 鹿泉市農業の部門別振興課題(一般農業部門の現状;野菜の生産と販売組織の課題―戦略部門(一) ほか)
第4部 地域農政の基本課題―土地と組織(鹿泉市農業における農用地利用調整の課題;行政機能の改革と農民組織の形成)
第5部 専門家委員会陣錫文先生の講演抄録(計画策定の背景として考慮すべき時代的特徴;計画の内容に反映させるべき課題 ほか)
著者等紹介
今村奈良臣[イマムラナラオミ]
東京大学名誉教授、農文協理事
張安明[チョウアンメイ]
(財)農政調査委員会専門調査員
小田切徳美[オダギリトクミ]
東京大学大学院農学生命研究科助教授、農文協理事
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