ニチブンコミックス 武士のフトコロ 〈３〉

岡村賢二/永井義男

日本文芸社（2017/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 184p／高さ 19cm
• 商品コード 9784537136272
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ディープなつまみぐい]

吉原へ繰り出す下級武士たち。 それにしても優雅な裏で働く遊女たちの過酷すぎる懐事情でした。

2021/01/23

[笠]

☆☆☆☆★ 吉原と根津の岡場所でのエピソード。江戸時代とひとくくりに言ってもかなり長いので、遊郭絡みの制度等も色々と変遷していて、太夫などの格式は幕末にはもうなかったなど、初めて知ることも多くて興味深かった。剣術道場の盛衰など、細かい事情や背景までちゃんと文献で調べて描いてくれるのは嬉しい。1巻の感じだと主人公が剣で成り上がる話かと思いきや、じっくり市井の暮らしを描くエピソードが多い。

2018/05/20

[Kaedina]

今回は遊郭にハイライト。花魁と遊ぶにはの6万円。蔦谷製作のガイドブックには料金表、町屋、花魁の名前と必要な情報が網羅されている。映像化の際には女優さんが演じるのと画面映えで綺麗な感じに仕上げているのでうっかり忘れそうになるが、花魁は眉なし、お歯黒だった。

2018/02/19

[KUU]

シモの話と真剣勝負。今巻は普通の時代物みたいだぁ。　しかし、初の真剣勝負で達人相手に二刀を巧く遣うとは、さすが主人公

2017/12/03

[カステイラ]

ついに真剣を抜いた蔵之丞の剣さばき。長二郎がゲスい悪人だっただけに胸がスッとする思いだった。

2018/02/18