出版社内容情報
人や物の空間内での「動き」をコンピュータに解釈させるというテキストマイニングの新技術を目指し、動きの表現法を分析する。
第1章 動きを理解するコンピュータ
1.1 概要
1.2 鍵となる考え方
1.3 必要となる条件
1.4 理論的背景
1.5 本書で扱う範囲についての注意
1.6 本書の構成について
第2章 動きはどのように言語表現されるのか
2.1 従来の言語解釈からの脱却
2.2 空間を“記述”する
2.3 動きを“描写”する
2.4 より複雑な動きの描写
2.5 まとめ
第3章 空間と時間の概念
3.1 はじめに
3.2 トポロジー
3.3 トポロジカルな推論
3.4 方向
3.5 結論
第4章 動きを記述方式
4.1 はじめに
4.2 これまでのQSR動きの記述方式
4.3 動的区間時相論理
4.4 結論
第5章 意味のタグ付け
5.1 はじめに
5.2 タグ付けスキーム
5.3 タグ付けの信頼性
5.4 タギングの自動化
5.5 形式推論との統合化
5.6 結論
第6章 応用と今後の見通し
6.1 はじめに
6.2 応用
6.3 まとめ
6.4 結論:未解決課題
【著者紹介】
ジョージタウン大学准教授
内容説明
物や人の動きを自然言語から読み取りコンピュータに解釈させることをめざして、「動き」の表現法を分析する。
目次
第1章 動きを理解するコンピュータ
第2章 動きはどのように言語表現されるのか
第3章 空間と時間の概念
第4章 動きの記述方式
第5章 意味のタグ付け
第6章 応用と今後の見通し
著者等紹介
マニ,インダージート[マニ,インダージート] [Mani,Inderjeet]
ヤフー研究所(カリフォルニア州サニーベール)主任研究科学者。専門は自然言語処理、自動要約、談話モデリング
プステヨフスキー,ジェームズ[プステヨフスキー,ジェームズ] [Pustejovsky,James]
ブランダイス大学コンピュータサイエンス学科教授(TJX/Feldberg Chair)。専門は計算言語学、語彙意味論、時空間推論、言語アノテーション、機械学習
小谷善行[コタニヨシユキ]
東京農工大学名誉教授。テンソル・コンサルティング株式会社技術顧問。パズル懇話会会長。コンピュータ将棋協会副会長。情報処理学会フェロー。工学博士
藤本浩司[フジモトコウジ]
テンソル・コンサルティング株式会社代表取締役社長。東京農工大学客員教授。博士(工学)。製薬会社、クレジットカード会社などを経て2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。